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綾戸智絵 ライブラリ


私が綾戸智絵のファンになるまで

ここのところ10年近く、Jazzはライブばかり聴いていました。でも、そうした聴き方をしていると限られた場所でしか楽しまないために、限られた世界だけのためにいろいろなきっかけを失ってしまう場合があります。綾戸智絵のファンになったのは比較的最近でした。

綾戸智絵のファンになったきっかけは、赤坂のグレースに飲みに行った際に、翌日がマスターのお誕生日と知り、プレゼントは何がいいと尋ねました。

「綾戸智絵のCDがいいなあ」
「え、なにやっている人?」
「Jazzだよ、とってもいいよ」

このマスターがいいというならきっといいだろうと思い、プレゼント用と自分用の2セットのCDを買い求めました。そして1日遅れでお店にマスターのお誕生日祝いに行き、お店にあったラジカセのようなステレオで聴いて、打たれてしまいました。聴きはじめた瞬間から、もうファンとなってしまったのです。
その朝(なにしろ朝までお祝いしていたもので)自宅のシステムアルバムをかけたところ、システムが描き出した音楽の姿がもたらした衝撃的な感動から、1曲目の数フレーズを聴いただけで涙が止らなくなってしまいました。いろいろなアルバムを聴きましたが、かけた途端に涙が止まらなくなる体験というのは、そうあるものではありません。アルバムを通して音楽を自分の心へと伝えられたオーディオという趣味をしていて本当に良かったと思いました。そして、このような永く愛されるであろうアルバムが作られている時に居合わせている喜びを心から感じました。永く愛されるアルバムって、世界的に多くはありませんし、まさか今、日本で、とおもったわけです。そして、必ずライブ演奏にいこうと思っています(まだ行けていないのです・・・)


綾戸智絵について

いろいろと報道姿勢を問われているマスコミですが、悪い点ばかりではありません(悪い点が少ないなんていう気はありませんけども・・・)。なにしろ、知られていなかった、でも、大切なアーティストを世に伝えることをしたことがあるからです。ひとりはNHK教育テレビが世に知らしめた、フジコ・へミング、もうひとりがテレビ東京やNHK教育テレビが世に知らしめた、綾戸智絵です(こうして書くと、NHK教育テレビは凄いかもしれないと思う・・・)

様々なドラマとして語られている綾戸智絵の人生の詳しくは、オフィシャルサイトをご覧下さい。

綾戸智絵は、日本に帰国後、知る人ぞ知るアーティストでした。なにしろjazzの世界ですから、ただでも一般世界とつながりが薄い(そこまで書いていいのかな・・・)のですから、マスコミの紹介が無ければ知られるのにはもっと時間が必要だったでしょう(そしてひょっとすると彼女にはそれだけの時間がもう無いかもしれない・・・脚注1)。2001年3月には第51回芸術選奨文部科学大臣新人賞(大衆芸能部門)を受賞しました。日本政府も、やることはやっていると思います。
身長150cm、体重38kg、あまりにも小柄な綾戸智絵が描き出す音楽は、ミュージシャンと聴き手が直接に対峙する性格の音楽であるjazzという形態により、深く深く伝わってきます。深すぎるほど入ってくるのに、土足で入ってくるのではありません。心が、深いところから共鳴してしまうのです。アメリカに長く在住し、ピアニストとして生計を立てながら弾き語りをはじめた過去、そして離婚後愛児を連れて日本に帰国してからも、乳がんが肝臓に転移してしまい、抗がん剤を続けている、今。抗がん剤のために声帯にポリープ状のものができてしまい、声帯を痛めてしまっている綾戸智絵の歌は、連続したコンサートに耐えることは出来ず、歌っては声が出なくなるということの連続であると聞きます。そして、そうした生き様の人の歌は、「音程よりも言葉を大切に(本人談)」している、技術の域を遥かに超えた音楽となっています。音楽の本質は、理論や技術ではないと本当に思います。作詞作曲をしていても歌手に過ぎない人が多い今の時代、歌うだけでもアーティストであることを示している綾戸智絵は、時代としても大切な存在です。
日本でデビューした当初から、その正確な発音や力強い音楽性から多くの専門家を魅了したそうです。しかし、jazzの世界らしい話題ですね、発音を議論するところが・・・。
いま巷には、JPOPSとはいいながら実はただの洋楽テイストにしか感じられないくらい程度の音楽が氾濫しています(このような状況は東南アジアで日本の音楽を焼きなおして歌っているようなものでしょうか・・・)。もっとも、さすがにjazzテイストJPOPSはないみたいですが・・・・。でも、本物の洋楽ってのはこうなのだと、知ってもらいたいものです。あ、日本人が演奏すると邦楽って言う分類の仕方がまだあったかな・・・(^^?


声の力

「声の力」という言葉をはじめて聴いたのは、若林圭子のライブのときでした。若林圭子がトークの中で 「 声の力を大切にしたい 」 という印象的な言葉でした。綾戸智絵のアルバムを自宅ではじめて聴いたときに、涙が止まらなくなってしまいましたが、その後思い出したのがその 「 声の力 」 という言葉です。綾戸智絵の音楽には、音程も歌唱法も超えた、訴えるものと力があります。アルバムを聴くほどにそれを感じます。
本人も、音程や声についての問題点を素直に語っていますが、そうしたものを超越して伝わるものが、 「 声の力 」 なんだなと思うのです・・・。
綾戸智絵がクワイヤたちに音楽を教えているときに、あまりにも無表情に歌うので驚いたといいます。「 声の力 」は、感情や情念を心のそこから表現するときに生まれるものなのでしょう。どのような音楽技術も、それを統べる力が無くては、いかほどの価値もありません。実は、音楽家の多くが忘れているものなのかも知れないような気がします。でも、音楽を受け取る人たちは忘れてはいないと思います。クラシック音楽が現代音楽に至り多くの人の支持を失ったのは、技術を主体とした発展の中で大切なものを失ったからではないでしょうか。専門家のものになっていたからです。しかし、オーディオ技術により音楽が広く普及した21世紀、音楽が原点を取り戻す日が近づいているのかもしれません。広く支持を広げている綾戸智絵のアルバムを聴きながら、心からそう感じました。


綾戸智絵ライブラリ

Jazzという音楽の録りかたは、一番基本的な音楽の形で行ないます。つまり、ミュージシャンが一堂に会して演奏し、録音します。しかしオーディオ技術の進歩から、誤りのある演奏を編集して訂正するくらいのことは、jazzでもよく行なわれているようです。そうした中で、綾戸智絵のアルバムは、1テイクで、つまり一回演奏されただけで録音されているものも少なくないようです。jazzには、その場限りの演奏という概念があり、録音は1テイクが音楽としては理想なのですが、本当にそうして録音されているアルバムは稀有な気がします。アルバムによっては、録音側が音楽の進行に合わせきれていない印象のある録音もありますが、どのアルバムも音楽だけではなく録音も水準を超えた素晴らしい出来だと思います。
彼女のアルバムは、現代の最新技術で、最高の状態にして、永く残して欲しいと思います(LifeLOVEはSACDになっています。いいことだと思います)。

No.1For All We Know
No.2Your Songs
No.3Life
no4frends
no5LOVE
no6Everybody Everywhere
no7naturl
no8LIVE!
DVD No.1 LIVE!


脚注1

綾戸智絵は肝臓に乳癌が転移しているため、抗がん剤を使用しています。


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