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シアタールーム 015 エースをねらえ! / TV朝日 実写版

古い作品ばかり紹介してどうする・・・
という気持ちもありました。
ただ、なんとなく、新しい作品でピンとこなかっんですね。
そんな中、最終回が終わってから録画してあった番組を見たのが「エースをねらえ!」でした。いつも、こんな感じが多いのですけど・・・。
過去に何回もアニメ化されていますが、率直なところ、あまりよい出来であったとは思っていません。それは、原作のもつ「独特の深さ」を表現できていなかったからです。原作の深さに、アニメ制作者たちが、遠く及ばなかったんですね。
この作品のテーマは、スポーツ根性とか、師弟愛よりも深いものにあります。
で、テレビドラマとして作られた「エースをねらえ!」は、アニメと比較すると、かなり原作に忠実に作っていました。そのおかげで、現代で表現することが忘れられていた、大切なことのいくつかが入ったんじゃないでしょうか。
2004/7に、DVD化されました。

 エースをねらえ! / TV朝日 実写版

岡、精一杯苦しんでおけ。
より高く飛ぶためには、より低く身をかがめねばならない。だから今、骨の髄まで苦しんでおけ。 うーん、渋いぜ・・・原作のセリフもこんな感じだったと思うけど

お黙りなさい!誰です!、わたくしのパートナーを動揺させるようなことを言うのは。
で、岡ひろみに向って
ひろみ、なんなの、今までのプレイは
負けることを怖がることはお止めなさい
例え負けたとしても、わたくしはあなたを責めたりはしない。それよりも力を出し切らないまま終わることを恐れなさい。
コートにいるのはあなたひとりではないのよ。
わたくしという味方がいるのよ。
あなたのミスはわたくしがカバーします。
精一杯のプレーをなさい。

これでお蝶の髪の毛がもっと多ければ・・・

この一球は絶対無二の一球なり
されば心身をあげて 一打すべし
原作では以下の言葉が続きます・・・
この一球一打に 技をみがき 体力をきたえ 精神力をやしなうべきなり この一打にいまの自己を発掘すべし これを庭球する心という−福田雅之助−

宗方コーチの自宅の中のシーン祖父母の家ですけど、それがわかるのは第二部
原作では表札が右にあったり左あったりでちょっと困りますけど、そんなとこ見ているのは、見過ぎでしょうか

DVD版エースをねらえ!
テレビ朝日 GNBD-7110 19950円(税込み)
5枚組み 本編413分 特典映像123分
MPEG2 / DOLBY DIGITAL / STEREO
Region 2 / アスペクト比 4;3
以下のリンクから購入できます
■エースをねらえ! DVD-Book■

実は、あんまり期待していませんでした。
ですから、第一話からHDDに録画してありましたけど、最終話が終わるまで、見ていなかったのでした・・・(^^;・・・なにしろ、最終話までを一気に見て・・・「あ、終わっちゃった・・・原作の第二部は作らなかったんだ・・・残念な・・・」と思ったほどです。

後日談ですが、テレビ朝日では2時間30分の特番として、第二部も作ってくれるそうです。うれしいったら、ありゃしない・・・(^^)v

2004/7/25にDVDが発売され、結局買いました。
地上波放送よりも、DVDのほうが綺麗ですから・・・(^^)
山本鈴美香(やまもとすみか)原作のマンガ、「エースをねらえ!」は、山本鈴美香の代表作でもあり、そして今も愛され続けている、テニスを行う少女を主人公の物語です。作品が登場した当時は、スポ根もののように言われていましたが、さすがに今に至ると、そんな馬鹿なことを言う人はいません。
原作において、主人公の岡ひろみや、他の登場人物は、テニスというスポーツという外側に対して自己を投影しているのではなく、自己を表現する場として、テニスを選んでいるのでした・・・そうした姿が描かれないと、原作とは似ても似つかない作品となってしまいます。で、アニメ版は、スポーツに自己を投影しているとか思えないような作りになっていたりします。

原作は、1973年のマーガレット2,3号から掲載が開始され、人気が爆発、TVアニメ化、劇場版化、OVA化が行われました。一応、アニメ版は全部見たのですが、エースをねらえiiや、エースをねらえ! ファイナル・ステージは、アニメ作品としてはとても面白いのですが(もう、原作から離れたオリジナルストーリーでもありますし)、原作の深さには、遠く及びませんでした。
原作は、集英社から刊行されていましたが、さすがに出版権は移動しており、中央公論社から今は刊行されているみたいです。
一番初めに出ていたコミックスは、集英社マーガットコミックス、全18巻です。コミックスによっては巻数が違います。

1〜10巻が第一部、11〜18巻が第二部という構成です。
第一部は、宗方コーチが岡ひろみを見出して、育て上げ、アメリカに送り出し、死別するまで・・・この中では、岡ひろみの成長だけではなく、気高い生き様を見せる登場人物達が、描き出されています。

第二部は、慟哭に打ち震える岡ひろみを救うべく、死期を悟った宗方コーチから彼女の復活を託された、かつてのダブルスパートナーでもある桂コーチと岡ひろみの出会い、そして、宗方や桂の生き様を見て、自らの道を定めていく、お蝶婦人や藤堂たち・・・そして、岡ひろみはそうした人々に支えられて、立ち直り未来へと旅立っていきます。
実は、見ていて、とてもテンポが速い作りになっているドラマだったので、ひょっとしたら第二部まで描かれるのかと期待したのですが、第一部の中を描き、そのまま最終回になってしまったので、ちょっとがっかり・・・。

すでにご説明したように、第二部も特番として作られる予定です・・・

最終話の最終シーン、原作にはないシーンで、(岡ひろみの涙で)滲んだ宗方コーチ絶筆の「岡、エースをねらえ」と書かれた日記を見て、2008年のトーナメントにひとりで向う岡ひろみの姿で終わります。よく覚えていないですけど、原作では第二部で、岡ひろみが日記を涙で濡らすシーンがあったような・・・
率直なところ、カット割りやカメラワークは平凡でワンパターン、はじめの頃は不慣れな制作スタッフのためか、テニスシーンなんて、CG合成していても、見てられない作りでした。また、絵についてマンガのイメージが強い私には、お蝶やお蘭の肩幅が狭くて、「顔は雰囲気似ているけど、体つきのイメージが違いすぎて、顔だけ大きく見えるなー」と思っていたり・・・。主人公の上戸彩も、動画で見ると、とてもスポーツをしているようには見えないし・・・。と、気に入る理由が自分でもわからないくらいですけど、いいんですね、見ていて・・・(^^)

原作の良さを忠実に描く努力をしているため、原作の深さが、宿りました。
テレビドラマの視聴率に縁がない、テレビ朝日で、十数%の視聴率を得たとか・・・業界雀は少女フェチらしく、上戸彩の太ももで視聴率を稼いだとかいってたみたいですけど、原作の良さを、短いながらの時間の中にドラマ化することに成功したからというのが、本当ではないでしょうか。そういう点で、このドラマのプロデューサーは、全く正しい着眼点だったのではないでしょうか。
ぜひ、第二部もドラマ化してもらいたいですね・・・永平寺を説得して、永平寺にもロケをかけましょうぜ、テレビ朝日さん・・・(^^)v

第二部も、特別編としてドラマ化されました。詳しくは下をご覧くださいませ・・・(^^)

しかし、ここまで書いて思いますが、原作が好きだから気に入ってるのかもね、私は・・・(^^)

もっとも、第二部で登場するための人物を第一部で描写しなすぎているので、そのままでは難しそうですねー。岡ひろみの後輩達も描かれていないと、ストーリー展開が大変ですものね。ちょっとストーリー補強をしないといけないのでしょうか。もう一回作れるといいのでしょうけど・・・(^^;・・・Mrレイノルズも出したのですから、全20話くらいでやっていれば出来たんでしょうけどねー。

見る限り、上戸の代表作は、あずみではなく、この実写版「エースをねらえ!」ではないでしょうか・・・
ps.
25歳の人と話していたら、もうその世代の人は「エースをねらえ!」はアニメでしか知らないそうで・・・そんなものなんでしょうねー。

 

 エースをねらえ! / TV朝日 実写版 奇跡への挑戦
DVD版エースをねらえ!
テレビ朝日 GNBD-7116 4410円(税込み)
2枚組み 本編95分 ディレクターズカット102分+特典7分
MPEG2 / DOLBY DIGITAL / STEREO
Region 2 / アスペクト比 4;3
以下のリンクから購入できます
■エースをねらえ!奇跡への挑戦■

第二部が、遂にドラマ化されました。
テレビ朝日では考えられなかった、その好評さからか、特別編として作られました。
率直なところ、第一部で終わる前提であったので、第二部につながる覆線が足りないので、とうなるかなーと思っていました。ドラマとしては、原作を踏まえながら全く異なるものとなっています。
でも、よく出来ています。
その理由は、原作で気になる点について、明確に解決が示されていたからです。
原作では、復活した岡ひろみを桂コーチが支える姿で終わっていましたが、それは私には気になるものでした。だって、自立しきれないで、復活・・・というのもねー・・・。とても感動的な原作第二部でしたが、この点は特に気になっていました。
ドラマでは、桂コーチは自身に対する依存からも自立させるように、岡ひろみを導きます。感動を形として盛り上げる作りとは言いがたいですが、登場人物達が自分の人生から逃げないで成長していく様には、爽快感があります。
原作にあった、深い人生に対する姿勢と、生き方に対する姿勢は、形を変えていますが、やはりそのまま表現されています。こうした内容の番組は、テレビには珍しいですね。
この特別編は、ドラマ版として、立派なものです。
DVDでは、テレビ放送版と、ディレクターズカット版が収録されています。
また、「宗方仁の日記 1/15」も封入されています・・・(^^)v