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風になれ! 浜崎あゆみのシッポの秘密 妖精と・・・魔法と・・・現代

風になれ!

風になれというタイトルの由来は脚注1をご覧ください


Appndix

A01 インテグラル・セオリーで説明した理由

風になれをどのように構成するかについて、かなり悩みました。
実は、何回も書いては破棄しています。
その理由は、背景としている考え方の説明に困難を感じたためです。
このコンテンツを考え方時には、特にインテグラル・セオリーで説明することを考えていたわけではありませんでした。ですから、パアロ・コエーリョの「アルケミスト」からタイトルを考えましたし、浜崎あゆみをユング心理学用語で簡単に説明したときもあります。

それについては、こちらをご覧ください

もっとも、浜崎あゆみを変換された元型という考え方で説明したため、かえって難解になったような気もしました。また、ユング心理学の元型という考え方には、様々な内容が含まれてしまい、あまり的確でないとも思っていもいました。

このコンテンツを作成した時点では、日本ではウィルバーはトランスパーソナルに分類されていたのでトランスパーソナルとして書いたのですが、その後ウィルバーは自分はトランスパーソナルでないと明言しましたし、アメリカでもインテグラル・セオリー・ムブメントとして明確になってきましたので、コンテンツの用語もインテグラル・セオリーに変更しました。実は、私は初めからウィルバーってトランスパーソナルかなあと日本での分類づけを疑問に思っていたので、修正できて良かったと思います。(2014/09/27)

ホームページですので、様々な方がご覧になります。このホームページ「かるばどすほふ」は、月間アクセス数が150万を超えていますが、その中で「浜崎あゆみよ、風になれ!」は、このホームページ全体の中で約10%のアクセスがあります。そして、もっとも反響が不明なページでもありました。その背景は、私の想像する限り、読まれている方の年齢層がかなり拡散しているということでした。そして、若い方も多いはずです。
これらのことを前提にしたとき、風になれは説明の明確さと、関連した知識に興味をいただけた場合に資料を直接読まれることができるものにする必要がありました。
実は、コンテンツを作成するにあたり、事前にこんな感じはどうかという計画を前提に、知り合いや友人に口頭で浜崎あゆみを説明してみたりしていました。その際の反応を見ていて、広範な考え方から説明があると、聴いている方がそちらについて知識をかなり必要としてしまうことに気づきました。
そこで、説明する用語を理解していただくために、広範な資料をベースにしないでもいいようにするため、特定の思想に基づいて統一することにしました。

そこで白羽の矢を立てたのが、インテグラル・セオリーやその心理学です。
インテグラル・セオリーは、あまり知られていないような印象もありますが、私個人の意見としては、自然界における大統一場理論に相当する、人の魂の共通的な性格を明らかにした、魂についての統一理論という性格があり、20世紀に人が見つけた大切な思想のひとつだと思っています。しかも、そこに語られていることは、なにもインテグラル・セオリーによらなくても、多くの人が直感的に理解している、主観における厳然とした事実でもあります。適切な用語で解説されてることにこそ、インテグラル・セオリーの素晴らしい点があるのではないでしょうか?
インテグラル・セオリーであれば、第一人者であるケン・ウィルバーの著作をベースにすることが良いと思いました。私がケン・ウィルバーを読んだのはもう10年位前に「アートマンプロジェクト」と「眼には眼を」くらいでした。あまり著作がないと思っていたのですが、今回のコンテンツ作成のために書籍を見てみたら、今では精力的な著作活動を再開しており、興味深い本がいろいろとありました。私は、購入できるすべての日本語訳を読んでから風になれを作ることにしました。

入手できた原著も見ていますが、将来において参考で読まれる方のことを考えると、あまり洋書をベースにすべきでないと思いThe MISSION of ARTを除いてこのコンテンツを書く際には排除しました。ただ、日本語訳で選ばれている用語がちょっと若い人から見ると抵抗があるかなと思うものもあるため、意図的に判りやすい書き方に用語を変換したところもあります。また意図的にインテグラル・セオリーでの説明の仕方を変更した点があります。研究家の皆さんには不快には思われるかもしれませんが、ホームページという性格のため、ご理解を賜れれば幸いです。

どの本もとても面白く、さすがケン・ウィルバーだと感動しましたが、このコンテンツを作成するために読んだケン・ウィルバーの本すべてをベースに説明すると、やはり興味をもたれた方が後に読まれる際に量的にも不便だと思い、可能な限りベースとする本を制約してみました。

a01.01 ケン・ウィルバーについて

ケン・ウィルバーは、インテグラル・セオリーの論客として有名な、現代の指導的思想家の一人です。

インテグラル・セオリー、特にインテグラル心理学とは、これまで明らかにされてきた様々な理論や思想を統合した視点に立ち、人の心の真相/魂/霊性のあり方を、人の様々な認識に基づいて説明するもので、認識の段階を高めていくことの意味と内容を明らかにするものです。
インテグラル・セオリーは、初期の段階では心理学の分野として理解されていた時代もありますが、現在は様々な分野にこのアプローチが適応され、ひとつの大きな思想的ムーブメントとして理解されています。宗教と科学を超えて、統一してそれらを認識することができるということで、物理学における大統一場理論に相当する、現代思想の成果とも言うことができるものです。
私は強く賛同する気持ちがあるので、意図的にこのホームページにおける解説はケン ウィルバーの説明方法を援用するようにしています。なお、ホームページという性格のため、使う用語やその説明について、ちょっと大胆に噛み砕いている点について、専門家の皆さんにはご容赦願いたいと思います。

ケン・ウィルバー パーソナルデータ

1949年、アメリカ オクラホマ州生まれ
23歳でインテグラル心理学の著書である「意識のスペクトル」を発表後、「アートマンプロジェクト」等を発表後、しばらく著作が途絶えていた。この間に、ケン・ウィルバーは彼にとっての運命の人、トレヤと巡り合い、結婚5日目で彼女の悪性ガンが発覚、壮絶な闘病生活と魂の道を求める生活を送った。そしてトレヤの死後、著作活動を積極的に再開し、今日に至る。この彼の結婚生活は、「グレース&グリット」に詳しく独白されている。
グレース&グリットの一部はこちらで紹介してます。

このホームページ作者としては、彼を強く支持していますが、彼自身の世界観のいくつは典型的なアメリカ人的な制約の中にあると感じる場合があります。これは、彼自身が語っている「すべての解釈は文脈に左右されている」ことの現れであり、自然なことでもあります。彼の持つそうした文脈的限界は、意味の解釈において困難な問題はありません、つまり、それほど重要な問題ではないと考えています。

a02 参考文献

以下に、ベースとした参考文献をご紹介します。
すでにご説明したように、論文ではないので可能な限り少ない参考文献で済ますよう選択してあります。

a02.01 無境界 / No Boundary

この本は、インテグラル・セオリーの本として判りやすい、入門書だと思います。また、人の魂のありかたにまつわる様々な知識にたいして、どのような文献があるのかを示している、ガイドブックのような書籍でもあります。
ただ、風になれのベースとしてはいません。
本の帯に「インテグラル・セオリー心理学」と説明されているように、インテグラル・セオリー理論は、当初は心理学として理解されていました。しかし、その取り扱う「超個/インテグラル・セオリー」というテーマ性格上、今ではひとつの哲学的なテーマとして理解されています。
この本は、もしもこのホームページを読まれた方が「インテグラル・セオリーってなんだろう」と思われたときに、よろしいのではないかと思います。
このタイトル「無境界/no Boundary」というタイトルこそ、身体的、心的な自己が統一され、現実の世界、すなわち無境界/空が私たち自身の本質であることを示しており、インテグラル・セオリーが語ること、すべてでもあります。この本の書き方は、大変適切で、さらっと大切なことを書いています。訳も素晴らしいのではないでしょうか。

本証妙修を理解すれば、われわれの行うことはすべて修行、本来の悟りの一つの表現となる。あらゆる行動が永遠から、無境界から生じてくる。そしてそれは、そのままで「全者」の完璧な一つの表現である。単に座禅、復唱、礼拝、マントラ瞑想、読経、バイブルの読書だけではなく、皿洗いから所得税の申告にいたるあらゆることがすべて修行、祈りとなる。皿を洗いながら本来の悟りを考えるという意味ではない。皿を洗うこと自体が本来の悟りだからである。

 p247 10-究極の意識の状態 より

日本のサブタイトルは、「自己成長のセラピー論」となってます。原著のサブタイトルは「eastern And Western Approches to Personal Grouth/自己の成長への東洋と西洋のアプローチ」となっています。

平河出版社 ISBN4-89203-114-3 \2000
ケン・ウィルバー著 吉福伸独訳 301ページ

a02.02 万物の歴史 / A Brief History

風になれは、この本をベースに説明しています。
説明が論理的で、次に紹介している「進化の構造」よりは、読み物風だからです。ですから、初めて読まれる際に適切かなとも思いました。
この本に書かれている内容に風になれを準拠させようとしたため、繰り返し読んだので、ボロボロにしてしまいました。

この本は、対話形式で書かれた、哲学書のような形態になっており、心理学としての体裁にはなっていません。そうした背景から、他の思想に言及して比較している部分もあります。こういう世界は、論争が付き物なので、そうした側面が避けがたいものともなります。

ケン・ウィルバーもどの本かで言及していますが、人の意識が高くなると結構激烈な行動が発現する場合も少なくなく、この書籍の闘争的な部分には、ケン・ウィルバー自身のそうした側面が現れているのかもしれませんね。
余談ですが、浜崎あゆみも今後にそうした強力な行動が現れてくるかもしれませんよ・・・(^^)・・・今までも十分に個性的だったけどね・・・(^^)v

人の意見では、判りやすいというのが多いですし、事実理解しやすい本なのですが、用語がちょっと若い方にはなじみ無い気がします。これは訳の問題ではなく、ウィルバーが使用する用語に宗教的コンテキストの用語が多用されているためです。それはそれで、別に悪いことではないのですが、日本では宗教的コンテキストにかなりネガティブな印象を得るような教育があるように思いますので、知らず知らずのうちにハードルが高くなっているように思います。ですから、読まれる際は、それらについての抵抗感に慣れるまでは意図的に無視されるといいと思います。また、これが風になれでは意図的にインテグラル・セオリーの用語を表に出していない部分がある背景です。

春秋社 ISBN4-393-36031-1 \3800
ケン・ウィルバー著 大野純一訳 519ページ

a02.03 進化の構造 part 1, 2 / SEX, ECOLOGY, SPIRITUALITY THE SPRIT OF eVOLUTION


本当はこの本をベースにしようと思ったのですが、分厚い本ですし、訳がちょっと偏っているためか、ちょっと難解なところがあるので、可能な限り少ない参照にとどめています。ケン・ウィルバーをよく知っている人と話していたら、この本は入り口に読むのは難しいよとも言われました。

私はこの本に関しては、感動してしまいました。素晴らしい論説と、理論の構築、目が覚める思いでした。この本の前提には、「万物の歴史」があり、重複した記述は意図的に避けられているようです。

風になれ全体でベースにしている世界認識は、意図的にこの本で明らかにされているものに拠っています。ただし、私自身の日本の若者の人たちに対する認識が加味されているので、注意してください。私は浜崎あゆみを知ったことで、ひょっとすると、危機的な世界状況であるけれども、いろいろないい側面の発現もこれからあるのかも知れないと思うようになっています。それが、浜崎あゆみをインテグラル・セオリー的視野で説明したかった、別な理由なのかも知れません。つまり、時代はやはり進歩を続けているのだという例証として、浜崎あゆみを語りたかったのかも知れないと、自身に感じるものがあるのです。

余談ですが、私の旅行記の中で、アトランタのホテルのバーで読んでいた日本語の本とは、この本です。

2冊に分かれて訳されていますが、風になれをお読みになる場合であれば、part 1だけで十分です。

春秋社 part1 ISBN4-393-36032-X \6000
ケン・ウィルバー著 松永太郎訳 672ページ
春秋社 part2 ISBN4-393-36033-8 \5600
ケン・ウィルバー著 松永太郎訳 583ページ

a02.04 The MISSION of ART

この本が、風になれで唯一の洋書の参考資料です。
実は、ケン・ウィルバーが前書きをしていたので、検索しているうちに偶然見つけました。
芸術のあり方について、この本で紹介したような考え方を前から感じていたのですが、芸術家自身がどのように考えているのかについて、知りたかったのでした。私の知っている音楽家の人たちなどは、同様に考えている人が多かったのですけれども・・・。
そんな中この本を見つけました。そして、この本の著者、ALEX GREYは夫婦で絵画家です。この本の表紙の絵の作者でもあり、この絵のタイトルが、The MISSION of ARTでもあります。

この絵の解説をちょっとしてみましょう。絵画の解説なんて、あんまりしないのですが・・・私の勝手な解説です。本には著者の解説は載っていなかったと思います。絵だけの写真はこちらをご覧ください。
人の手は、血管などを意図的に書き込んで表現しています。これは、肉体的、物質的な身体を表現しており、手にしている無機質な筆の筆先は眼となっています。そして、この眼の背景に書かれているオレンジ色の輝き/炎により、聖なるものと聖なる力と、邪悪なものと邪悪な力が映し出されています。これらは映し出されたものであり、この映し出しているオレンジの光こそ、人の心を示しています。そして、肉体と心の接点となっている白く輝く筆先であるこの眼こそ、正邪を超える人の本質、そしてあらゆるものの本質でもあります。無明の闇を切り裂き、その真実を現実のものにすること、それが芸術であることを語っています。

この本は、ちょっとハードで直截な内容でしたが、これを読んで、私は安心してしまいました。芸術家でもこう考える人がいるんだと・・・。この本を読んだことが、風になれを恥ずかしさに負けずに作成することについて後押しになりました。

この本には、日本語訳がないため、引用部分では私が日本語訳にして掲載いたしました。
shambhala ISBN 1-57062-545-X 16.95USD
ALEX GREY著 255ページ


a02.05 万物の理論 / A THEORY OF EVERYTHING

 

これらの本は、風になれ!のために使用した書籍ではありません。
「やっぱ書いちゃう」平和を叫んでも、愛を叫んでも、平和は得られないのために使用しました。
訳は、軽妙でなかなか良いのですが、恐らく時間が少なかったんだと思います、そのためか、ちょっと気になる点もあったため、原著も併用して、引用部分もちょっと手をいれてあります。
原著は、Amazon Kindelで購入すると、とても安いです。Wilberの英語はわかりやすいので、英語に抵抗感が無い方は、原著の方が良いと思います。

万物の理論
Ken Wilber著 岡野守也訳 317ページ
トランスビュー刊 ISBN-4-901510-08-8
A THEORY OF EVERYTHING
Ken Wilber著 189ページ
SHAMBHALA ISBN 1-57062-274-X



脚注1

アルケミストというベストセラーがあります。そのクライマックスのシーンからこのタイトルをつけました。
「少年は大いなる魂に到達し、それが神の魂の一部であることを知った。そして、神の魂はまた彼自身の魂であることを悟った。そして、一人の少年が、彼自身が、奇跡を起こすことができると、知ったのだ。

その日、シマム(砂漠の激烈な嵐)はかつてないほど吹き荒れた。その何幾世代にもわたって、砂漠の最強の首領に挑戦して自分を風に変え、軍隊の野営地をほとんど破壊した少年の伝説を、アラブ人たちは語り伝えることになった」
(「アルケミスト」パウロ・コエーリョ著 山川紘也、亜希子訳、地湧社、P184-5より)


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