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私はDSLR派 デジカメ日記

おいしいところだけ戴きます…フォーサーズのマニュアル撮影
フィルムカメラのシッポが残るDSLRの問題点

概要

OLYMPUS E-1を使用して、早1年・・・使いながら痛感した問題がいくつかあります。
その話題は、実は共通で、デジタル・カメラであるはずのDSLRが、フィルムカメラの時代の問題点を引きずっているということに、話題は集約します。
そうした問題が嫌いで、Digital専用設計であるOLYMPUS E-1を愛用しているわけですが、OLYMPUS E-1ですら、やはりフィルムカメラの時代の残滓が多く残っていると思います。これが、他社と来たら、もうデジタルカメラなのか、フィルムカメラなのか区別がつかない点を感じます。
そうした問題を突破するために、私の場合は、マニュアル撮影を突き進めようという話題になりました。そして、その結果行き着いたのは、マニュアル時代の設計のレンズ・・・OLYMPUSの昔のレンズや、LEICA Rシリーズのレンズなのでした。
結局、突き詰めて開発されたものは、時代を超えるんですねー・・・
そして、そうした旧来のデザインの高性能レンズを使いたいとき、OLYMPUSのフォーサーズは、最適の仕様でした・・・なにしろ、レンズの性能のおいしいところだけ使用できる、万能マウントであったからです。
ここでは、DSLRが根本的にフィルムを使用したSLRと異なることと、フォーサーズ・マウントの便利さをご説明しようかと思います。

2005/02/14,15

DSLRは、まだ完成には程遠い・・・

もう1年OLYMPUS E-1を使用して、痛感することがあります。それは、DSLRの技術が、あまりにも完成度が低いということです。別に、OLYMPUS E-1がということではありません。どうも、いろいろと使用したり、人からの話を聞く限り、OLYMPUS E-1はデジタル専用というだけあり、他社よりもDSLRらしい製品です。ですから、一番ふさわしい製品を使用しているはずなのですが、そんな私が「フィルム・カメラのシッポが付いているなー」と思うのでした。

暗いところでピントが甘いのは、なぜ・・・?

そう感じたきっかけは、暗いところでのオートフォーカスの動作を見ていてでした。
暗いところでは、オートフォーカスが合っているとは、思えなかったのです。

なんで暗いところでピントが合わないのかと、ずっと考えていました・・・
ちょっと明るいと、ピントがしっかりします
撮影データ OLYMPUS E-1 + ZUIKO Digital 14-54mm F2.8-3.5
rawデータ撮影後OLYMPUS STUDIOでカメラ測定のホワイトバランスにて現像

なにしろ、私はカメラは素人・・・なにが発生しているのかちっともわかりません。

手ブレだけじゃないみたい

実のところ、はじめは暗いところでシャッター時間が長くなっているために、手ブレしているのかなーとか思っていたことがあります。しかし、昔のデジカメの場合は、もっとシャッター時間が長いにもかかわらず、そんなにブレていませんでした。だから、不思議でした。台を使用したり、スタンドを使用するとピントが合うことが多く、長い間手ブレだと思っていました。でも、手ブレがすべてではないことは、時間とともにわかってきました。いくら固定しても、ピントが甘いのでした・・・暗い所では・・・。

レンズの解放時の特性のためかな・・・

もうひとつ思っていたことは、私が撮影するときはほとんどレンズが解放である為に、ピントが甘いのかな・・・ということでした。ただ、人の眼ならそうしたこともいえるのですが、レンズの場合はそれほど簡単な話題でもありません。
以下のデータは、高性能で知られるドイツLEICA SUMMILUX-R 35 mm F/1.4の解放(F1.4)の場合と、F5.6の場合の解像度の違いです。LEICAは伝統的にレンズ中央での特性についてのこだわりがありますので、解放であっても中央で特性に拘っています。日本のレンズは、全く異なる方針で設計されていたりします。例として、名レンズとして知られているOLYMPUS Zuiko Digital ED 50mm F2.0のデータを示します。写真のサンプルと違いますが、単一焦点レンズで比較しないといけませんので・・・。このレンズは雑誌を見ていると、素晴らしいとか絶賛していますけど、私は使用していてそう感じたことはあんまりないのでした。OLYMPUS Zuiko Digital ED 50mm F2.0はフラットな特性ですが、LEICA SUMMILUX-R 35 mm F/1.4は中心の特性がずいぶんと素晴らしく、周辺に行くと特性が劣化していきます。レンズに入る光の量は一定である以上、そうだろうなーと思います。替わりに、中央部の特性の素晴らしさは、圧倒的にLEICA SUMMILUX-R 35 mm F/1.4ですね。言い換えると、日本のレンズであるOLYMPUS Zuiko Digital ED 50mmは、特性を「平準化」しているといえます。だからいいのだ・・・という見方があるとすると、それは勘違いです。根本は、人の感性にあります。人は写真の中央から見ているために、私のように、OLYMPUS Zuiko Digital ED 50mmについてピンと来ないユーザーもあるわけです。
余談ついでですが、私がいつも愛用しているのは、OLYMPUS Zuiko Digital 14-54mmです。理由は、特性にありそうです。解像度が、中央でOLYMPUS Zuiko Digital ED 50mmよりもかなりいいんですよね。
本題に戻りますが、レンズは数段絞ると特性は変わってきます。LEICA SUMMILUX-R 35 mm F/1.4でも、F5.6で使用すると、ガラリと解像度が向上してきます。レンズは、解放で使用するのは得策ではないというが、この特性から知ることができます。カメラの学校では、一言で「レンズは数段絞った状態で使用するのが基本」と教えている根拠は、ここにあります。

LEICA SUMMICRON-R 35 mm F/2
OLYMPUS Zuiko Digital ED 50mm F2.0
OLYMPUS Zuiko Digital 14-54mm F2.8-3.5 広角

このような理由から、私がいつも解放で使用するから特性が具合悪くて、ピントが甘くなるのかなーと考えていたのでした。
でも、よく考えてみると、OLYMPUS Zuiko Digital ED 50mmは平準化した特性ですから、そう感じるのは変ですよね。余談ですが、OLYMPUS Zuiko Digital ED 50mmも絞るとかなり特性が良くなるみたいです。私は、暗いところで撮影するために解放でレンズを使用するので、あまり意味が無いのですが・・・。

結局オートフォーカスの特性の問題なのでは・・・

ここで行き着いたのが、暗いところでのピントの甘さの原因は、オートフォーカスそのものである・・・という結論でした。
これは、OLYMPUS E-1のオートフォーカスが弱い・・・という話では無いんです。
恐らく、私の使い方がデジタルカメラ特有の使い方であるため、オートフォーカスモジュールが対応できない・・・という問題です。
その理由は簡単です・・・私がフラッシュを使用しないし、マニュアル撮影もしない・・・からです。
オートフォーカスは、CCDのデータで処理しているわけではなく、伝統的な昔からの方法で、CCDとは別に計測して動作します。フィルム時代に完成した技術ですから、当然でしょう・・・でも、そこに落とし穴があります。CCDとフィルムでは、量子効率が全く違うからです。

E-1に使用されている KODAK KAF-5101CE Image Sensorです

KODAK KAF5101CE
Parameter
Value
Architecture
Full-Frame CCD with square pixels
Total Number of Pixels
2738(H) x 2044(V)= approx.5.60M
Number of Effective Pixels
2654(H) x 2006(V)= approx.5.32M
Number of Active Pixels
2614(H) x 1966(V)= approx.5.14M
Pixel Size
6.8 μm(H) x 6.8 μm(V)
Imager Size
22.3 mm (diagonal)
Chip Size
19.7 mm(H) x 15.04 mm(V)
Aspect Ratio
4:3
Saturation Signal
40.0 K e-
QuAntum Efficiency (RGB)
0.31, 0.34, 0.31
Dark Signal
5mV/s
Dark Current Doubling Temperature
6.3°C
Linear Dynamic Range
67 dB
Total Sensor Noise
17 e-
Charge Transfer Efficency
0.999995
Blooming Protection @ 1AMs integration time
1500x saturation exposure
Maximum Data Rate
28 MHz

量子効率とは、光子に対してどれだけの比率で電子に変換できるかという比率です。E-1に使用されているKODAK KAF-5101CEは、マイクロレンズ付フルフレームCCDであるため、なんと85%という効率です。一方銀塩フィルムは、換算すると数%に過ぎません。その差は10〜20倍です。
もっとも、銀塩フィルムの場合はそれを補うために、受光面積だけでもフォーサーズに対して4倍くらいになりますので、4〜5倍の差があると考える方が順当です。また、銀塩フィルムはノイズが発生しませんが、CCDにはノイズがあります。
このような特性の違いは、カメラの使い方に決定的な違いを生みます。
つまり、デジタルカメラは、私が使用するみたいに、フラッシュを使用しなくても、ちゃんと作られているカメラであれば、実用であるということです。
逆に、フラッシュを使用するのが常態化するのが、銀塩カメラです。量子効率が悪いのですから、不足している光の量を補うのは、自然なことです。もっとも、デジタルカメラでも同じ思想で作られているものが多いため、困りものですが・・・。
ただ、ここにオートフォーカスとの齟齬があります・・・つまり、フィルム時代に技術が完成したと思われているオートフォーカスは、銀塩カメラの時代の撮影方法を前提としているため、光の量に対しての認識が、ズレているのです。つまり、フラッシュや補助光源がある環境での光量で動作するため、私が使用するような暗い環境では、正しく動作していないのです・・・というか、そうだと思います・・・(^^;
何のことは無い、デジタルカメラの最高峰であるはずのDSLRは、未だにフィルム時代の名残の塊なのです。
つまり、まだ新しいカメラとして確立していないんですよね・・・
これは、生物の進化の歴史の中で、魚が地上に出てきた時代に相当するようなものです・・・(^^;
デジタル専用設計であるOLYMPUS E-1ですら、イクチオステガみたいに感じる私ですので、他のメーカーとなると、もう???に思っちゃうのでした。

Ichthyostega/イクチオステガ デボン紀後期に、遂に上陸を果たしたお魚・・・一目でお魚出身がわかります

では、他の旧来型のカメラのアーキテクチュアをそのまま引きずっているカメラはどう感じるかって・・・そりゃ、アロマロカリスです。カンブリア紀の海の覇者・・・現代にこの生物の系譜は、途絶えています。
フィルムカメラと共用の機構が多いカメラは、みんなこんな感じに思います・・・(^^;

Anomalocaris/アノマロカリス カンブリア紀の海の覇者 全長1AM 全世界で繁殖していました

オートフォーカスあれこれ

Canon EOS-1 Ds MarkIIのセンサー配置
OLYMPUS E-1のファインダー

カメラは全くわからないので、時々雑誌を買います。私が愛用しているOLYMPUS E-1は、よくオートフォーカスのフォーカス点が少ないことで、他社と比較され、批判されています。どうも、カメラ雑誌の記事ライターの人は、フォーカス点が多い方が無条件にいいと思っているみたいです。
それは、オートフォーカスという機構の動作だけ考えれば、言える事だなーと思います。
例として、OLYMPUS E-1よりもずっと高級な機種になりますが、Canon EOS-1 Dsのイメージセンサーを例にして見ましょう。
OLYMPUS E-1のセンサー数は3、Canon EOS-1 Dsは45、しかも感度が高いセンサーが中心に配置されており、人を撮る事が多いプロの用途にぴったりと合っています。
ここで話題にしたいのは、センサーがたくさんある意味はなにかということです・・・この答えは簡単で、被写体にカメラを向けているときに、これらのセンサーの中から合焦が判断されていきます・・・ただ、その判断てのは簡単ではありません。だって、レンズの焦点は1つの距離にだけ合います・・・今のところ・・・。そうした背景があるので、これだけたくさんある焦点のどの情報に基づいてレンズを調整するのでしょうか・・・(^^?
ここにメーカーのノウハウがあるのでしょうが、人の意識を分析しない限り、必ずズレが発生します。過去に視線入力afも開発されましたが、人の視線はあまり安定しないので(人の眼は、必ずいろいろな方向を見ています)、結構難しいですよね。
こんな背景があるため、カメラのオートフォーカスのデザインは2種類に別れるしかありません。つまり、人がはじめにフォーカス点を指示して、それから被写体にあわせてカメラを向けるか、全体を可能な限り測定して、「当たり」に近い画面を想定するかです。つまり、前者がでOLYMPUS E-1あり、後者がCanon EOS-1 Dsです。これは設計思想の違いであり、比較できる話題ではありません。
雑誌を見ていたら、OLYMPUS E-1の場合はカメラを向けなおすので、ズレが生まれると評価していると記事がありましたけど、人の感性とのズレを考えたらどちらが大きなズレか、簡単には説明できないですよね。読んでいて、書いている人の本当の考えが理解できなく困ります。つまり、メーカーからの意向が反映しているのか、本心なのか…(^^;
なんか、こうした雑誌って、書きたい様に書いてくれている点はいいんですけど、納得できない話題が多いものですね。

マニュアルフォーカスとオートフォーカスは両立するのかな・・・

こうして考えてくると、マニュアルフォーカスを使用すればいいじゃん・・・と思い至ります。
全くですし、OLYMPUS E-1にはAF後MF機能もあります。つまりオートフォーカス後にフォーカシングリングを手で操作して、さらに希望するフォーカシングが出来ます。

FS-1
20μ6角マイクロレンズ
FS-2

レンズはレンズで、フォーカスリングは軽いですが(重くするように作るとかなりコストがかかるそうです)、微妙な調整が出来るようになっています。
でも、付属のフォーカシングスクリーンであるfs-1って、私みたいに眼鏡をしている人間の視力では、使い難いですよね・・・。このフォーカシングスクリーンは、新開発の20μの六角マイクロレンズ、結構凄いのですが、サイズがいかんせん小さいんです。通常の35mmカメラと比べると、サイズは1/4、つまり、フォーサーズなんですよね、ここでも・・・。まあ、考えてみれば(考えてみなくても…)当然なのですけど・・・。そのため、今までのフォーカシングスクリーンよりも粒度の小さいフォーカシングスクリーンが開発されたのでした。
当然ですが、OLYMPUS E-1には、私みたいに視力が良くない者の為に視度調整が出来ます。でも、FS-1のようなフォーカシングスクリーンは、視度調整がし難いんですね・・・。
視度調整は、自分の目とフォーカシングスクリーン面の間で行います。この時、fs-1はフォーカシングスクリーン面にマークが無いので、なにかを見ながら調整します。その時に、カメラのフォーカシングと組み合わせになってしまうので、よくわからないのです。
これは、スリット入りのフォーカシングスクリーンfs-2を使用すると調整しやすくなります。ですから、マニュアルで使用する人は、フォーカシングスクリーンfs-2を使用した方が、いろいろな面で有利となります。
また、フォースシングスクリーンがそもそも小さい・・・という問題の解決の為に、マグニファイアーという、フォーカシング面への拡大レンズがあると助かるのですが、OLYMPUSからは角度を持ったバリマグにアングルファインダーが発売されています。これは1xと2xの倍率が選べます。ただ、真っ直ぐの方向からは使用できないため、上とか横90度から撮影する必要があります。
こうして説明してくると、OLYMPUS E-1にはマニュアル撮影モードはありますが、基本的にはオートフォーカス優先のカメラであることがお解かりいただけると思います。
実は、マニュアルフォーカス用レンズとオートフォーカス用レンズは、駆動用モーターが内蔵されているか否かだけではなく、使用方法そのものが違いがあるのでした・・・

おおっと感動した、Panasonic DMC-LC1

こんな事に悩んでいて、ある日、「おおっ!!」と感動したカメラがありました。
Panasonic Lumix DMC-LC1です。
このカメラは、マニュアル優先に設計されたデジタルカメラだったのです。

LEICA Digilux 2
Panasonic Lumix DMC-LC1

PanasonicとLEICAの共同開発のカメラです。LEICA Digilux 2は日本では1000台限定で発売されましたが、海外では普通に販売されています。LEICAでは売れ筋製品です。もちろんraw撮影も可能です。
採用されているレンズは、小型CCD専用に設計されたVALIO SUMMICRON F2.0-2.4 28 - 90 mm等価のものです。LEICAでは、このレンズの設計はエポック・メイキングだったようで、資料のいろいろなところで、デジタルであればこの制約はないのだが・・・というコメントが登場します。こんなに小さな・・・(^^;・・・レンズが極めて明るくなるのは、確かに凄いことですから・・・。
ちなみに、両機種での違いはファームウェアにあり、LEICA Digilux 2の方が現代的な機能を持っています。あと、品質に管理上の違いがある可能性がありますが、よくわかっていません。

良く知らないでいた私が、ヨドバシカメラで手にしたとき、凄く驚いてしまいました。
簡単に使えたからです。
本体には、シャッタースピードしか設定がありません。
他の設定は、マニュアルで使用する場合は、絞り、フォーカスリング、ズームリングはレンズに集中しています。その操作が、とても簡単なんです・・・率直なところ、えらく感心してしまいました。
マニュアル・フォーカスの技術は、昔に完成しているわけで、その時代の技術がとても具合がよいのでした。OLYMPUS E-1の場合は、本体操作でダイヤルの使い方が面倒なので、フルマニュアルはちょっとイライラします。でも、シャッタースピードだけ本体、それもオートにしてよければ、レンズだけの操作です。
ただ、この機種でちょっと困るなと思ったのが、電子式のファインダーの画像です。フォーカスリングが回ると自動的に10倍に拡大してくれ、フォーカシングを取りやすくしてくれます。画期的で使いやすい機能なのですが、その画質が・・・撮りたいという気持ちをそいじゃうんです。光学式ファインダーはお金がかかるからでしょう・・・。また、使用している3/4インチのCCDには、もうちょっと工夫が欲しかったです。これも、ファインダーと同じで、コストの問題でしょう・・・。
初めて買うカメラには良いなーと思いましたが、E-1やE-300を使用している私としては、買うことは躊躇されました。

マニュアル・カメラなら、徹底するのも手かな・・・

しかし、マニュアル撮影は、やっぱりマニュアルカメラだな・・・という気持ちが生まれてから、いろいろな資料を見ていました。

LEICA Digital-Module-R

そんな時、おお、これじゃないか・・・と思った機種がありました。
LEICA Digital-Module-Rです。
マニュアルカメラである、LEICA R8/R9のモータードライブと同じサイズで、LEICA R8/R9にポンとはめるとデジタルカメラになるという、感動的な製品です。
デジタルカメラの良さを求めていたら、マニュアルカメラに行き当たり、フィルム/デジタル共用のカメラに惹かれる…まあ、人の気持ちというのは面白いものです。
実は、私はなんでDSLRがこのような設計ではなかったのか、不思議でした。こちらの製品の方が、自然な製品であると思いました。もちろん、ファインダーとか、いろいろな違いはあるのですけど・・・。
このカメラに対しての印象は、動物にすると、pikaia/ピカイアという感じがします。正統的な、でも、不完全なもの・・・という印象があるからです。でも、全く違う形で完成するよりは、いいのではないでしょうか。

Pikaia/ピカイア 現代の脊椎動物につながると考えられているカンブリア紀の生物

LEICA R9は、オートフォーカスがないカメラですので、OLYMPUS E-1はオートフォーカス用に、LEICA R9 + LEICA Digital-Module-Rはマニュアル撮影用にすると、良いかなーと思ったのでした。
で、私は、人生でフィルムを使用した一眼レフカメラ使用したことが無いので、LEICAを買っても良いかなーと思いました。LEICA Digital-Module-Rは、発表されてから2年、まだ出荷されていませんでした。

LEICAのカメラの値段に唖然・・・

買おうと思うのは簡単なのですが、お店で値段を見たらビックリ、LEICA R9のボディでも39万円・・・レンズと来たら、凄い価格です。ゲゲッと思ってアメリカの販売店を見てみたら、値段が全く異なります。日本だけ、異常に高いんですね。アメリカでも高価ですが、日本よりは30-40%安くなっています。今の時代、こんな製品がまだあるのかと、呆れてしまいました。LEICA Japanも出来ているというのに・・・。
アメリカでは、LEICA R9 + 35-70mm F/4.0 VARIO-Elmar R MAnual Focus Lensのセット販売が行われていました。買値で35万位・・・で購入してみました。
後日に知ったのですが、日本でもレモン社で購入すると、アメリカで購入するのと同じくらいの価格で購入できます。東欧などから仕入れているのかもしれませんね。
アメリカから購入すると、5年間保障つき、しかもLEICA Digital-Module-Rの購入用バウチャー500USD付でした・・・(^^)v・・・もっとも修理はアメリカかドイツに送らないといけませんけど・・・(^^;

LEICAのカメラボディに唖然・・・

さて、届いたLEICA R9ですが、LEICA Digital-Module-Rが届くまで使わないというのは変ですよね・・・で、フィルムを30本ほど買ってきて、撮影してみることにしました。いつも1日に50〜100位撮影するので、30本あれば10〜15日くらい撮影できます。
そのまま外に出てちょっと撮影してみたら、シャッター音の ガシャッ!! という音に驚いてしまいました。手に反動が感じられたりもします。ファインダーは見やすいのですが…。OLYMPUS E-1は、そうした反動が感じられることはなく、ちょっと考え込んでしまいました。

「うーん、こんなボディじゃ、LEICA Digital-Module-Rが届いたとしても、大丈夫なんだろうか…」

とも感じたのでした。
まあ、メカトロニクスのドイツのこと、LEICAはこういうエレクトロニクス応用製品は苦手なんだろうなと思いました。
また、撮影した絵にもがっかりしました・・・私はデジタルカメラに慣れているので、ホワイトバランスの制御が出来ないフィルムカメラの撮影には、ぜんぜん満足できないのでした・・・(^^;
それに、フィルムのランニングコストにも呆れました。私の場合だと、1日3千円くらい必要になります。冗談じゃない・・・という気持ちになりました。

撮影データ LEICA R-9 + LEICA VALIO-ELMAR-R 35-70mm F4.0 ネガのプリントをスキャナで取り込み

フィルムカメラであるため、室内撮影は照明そのままの低い色温度、中華料理屋ではそのまま青い色になってしまいました

そんなこんなで、率直なところ、LEICAのカメラボディーには、あまり期待できないなーと思いました・・・LEICA Digital-Module-Rが届くまでは、最終的な評価はできませんけど・・・
そもそも、LEICA Digital-Module-Rはいつ届くのでしょうか・・・6/15に出荷するとアメリカでは公表されていましたが・・・7/20現在も出荷されていません。だいたい、LEICAは倒産を避けられるのかしらん…(^^???

LEICAの経営危機

実は、ここで話題にしているLEICA、その製品については独特な地位を築いているのですが、会社は大変な状態を過去に何回も迎えており、そして、今でもそうした状態にあります・・・(^^;
2004/11/23 LEICA Digital-Module-R出荷遅延

LEICA Digital-Module-Rは2005/04まで出荷が遅れると発表になりました。
原因はソフトウェアのトラブル…(^^????

2005/02/22 LEICA CAMERA AG 経営危機

ライカ/LEICA CAMERA AGは、何回も経営危機になっていますが、2005年3月に膨大な損失を計上し(と言っても21億くらいなんですけど)、ドイツの銀行は同社に対するクレジットラインを停止しました。クレジットラインとは融資限度のことで、これを停止されると残高不足はそのまま倒産となります・・・(^^;
LEICAは、新経営陣に変わり、エルメスなどが資本参加しました。

2005/05/12 LEICA Digital-Module-R出荷遅延

LEICA Digital-Module-Rはソフトウェアの問題のためさらに出荷遅延とのこと・・・4月に出荷といっていたのに・・・

2005/05/18 minoxがLEICAと決別

LEICAと資本関係のあったminox GmbHは、LEICAとの関係を解消し、自由に製品が作れるようになりました。

2005/06/15 LEICA Digital-Module-Rの出荷は06/15と発表

ソフトウェアの問題のため出荷の遅れているLEICA Digital-Module-Rは、06/15に出荷予定との発表がありました。すでにハードは出来ているみたいに言っていますけど、本当ですかねー・・・(^^;

2005/07/01 LEICA再建プラン、実行不能・・・(^^;

LEICAは再建プランを立てましたが、とそれに対する協力をエルメス等大株主から6/30に拒否され、いよいよ収拾の付かない状態になってきました。
当然ですが、この段階でもLEICA Digital-Module-Rは出荷されていません。

まあ、LEICAのファンの人は多いですが、みんな中古で買っているので、LEICA CAMERA AGとしては経営できませんよねー・・・LEICAではMシリーズ、Rシリーズ等のカメラは守りたいとのことですが、長い経営の中で複雑化した株主達の意向に翻弄され、ちっとも再建に入れないでいます。一回倒産させて、そうした問題をクリアにして再建するつもりなんでしょうか・・・(^^???
というわけで、LEICA Digital-Module-Rが届く日があるのかどうかも、ちっともわからないのでした・・・(^^)
このままLEICAが潰れるなら、マボロシの機種ということで…(^^;
だいたい、考えてみたら、LEICA Digital-Module-Rとハイスピード広角レンズを買うお金で、Canon EOS-D1sとCanon EF 35mm F1.4L USMが買えちゃうんだから、購入前に本当に欲しいのか、考えてみる必要がありますね・・・最近気付いたのですけど・・・(^^;
松下からしたら、LEICAを支援するよりも、倒産してからLEICAのいいところだけ買えばいいので、LEICAを救済するはずもないし・・・。

ユーザーは気楽さ・・・OLYMPUS E-1があるもの

まあ、当初考えていたLEICA Digital-Module-Rは、手許に届く日があるのかちっともわかりませんが、そもそもLEICA R9もピンと来ないし、どうしようかなーと考えていました。
で、人と話していて、思ったのでした・・・

大丈夫・・・私にはOLYMPUS E-1があるもん・・・マニュアル撮影は、マニュアルレンズでやればいいのさ・・・

そして、近代インターナショナルのフォーサーズマウントアダプターを購入しました。
フォーサーズは、そのデジタル専用の規格の関係で、旧来型のマウントであれば、いろいろなアダプターが用意できます。フォーサーズは開口径が大きく、しかも受光面の位置が浅いからです。できないのは、キャノンのEOSマウントくらいでしょうか。
今製造されているアダプターは以下の通りです。

対象
製造メーカー
OLYMPUS OMマウント
OLYMPUS
近代インターナショナル
ニコンFマウント
近代インターナショナル
コンタックス/ヤシカマウント
近代インターナショナル
M42スクリューマウント
近代インターナショナル
LEICA Rマウント
近代インターナショナル
ペンタックスKマウント
近代インターナショナル
エキザクタマウント
近代インターナショナル
ローライSL35
近代インターナショナル

私は、LEICA Rマウントアダプターを購入して、LEICA 35-70mm F/4.0 VARIO-Elmar R MAnual Focus Lensを使用することにしました。

え、使いやすいじゃん・・・OLYMPUS E1 + LEICAレンズ

使ってみて、ビックリしました・・・
とても使いやすいからです・・・
やはり、マニュアル・レンズはいいですねー
マニュアル撮影は、マニュアルレンズがいいんだなーと、痛感しました。
また、マニュアル撮影は、撮影が安定していますね…オートフォーカスの場合は、撮るごとに違いがあるのですが、マニュアルフォーカスは、その違いがあまりありません。測光はそれほど違いがあるものではないんでしょう・・・フルマニュアルや、絞り優先AEで使えば、とても楽チンです。
暗いところでも、フォーカスは思ったようにできるようになって来ました。もっとも、今度は手ブレが目立つのですけど…(^^;

色味がオリンパスとは違いますね…ROMの中の補正データを使用できないからだと思いますが・・・

撮影データ OLYMPUS E-1 + LEICA VALIO-ELMAR-R 35-70mm F4.0
rawデータ撮影後OLYMPUS STUDIOでホワイトバランス6160Kにて現像 2005/06/05
オーランドにて

rawデータ撮影後OLYMPUS STUDIOでカメラ測定のホワイトバランスにて現像

まあ、面白い、OLYMPUS E-1 + ZUIKOレンズ

アダプターを交換しながらだと、レンズの使用が不便なので、マウントが違うレンズ全部にアダプターを付けちゃったら便利・・・なんて思っていのですが、安いものでもないので、考えちゃいますね。
実は、OLYMPUS E-1を購入した際に、限定でOLYMPUS OMシリーズ用アダプターのプレゼントがあり、ZUIKOレンズを持っていなかったのですが、もらっていました。それを生かして、大口径のハイスピードレンズを買って、使ってみました。
レンズの設計世代が違うため、色味が特殊ですけど、面白い感じにはなります・・・(^^;
どんなフィルム用に設計されたんでしょうか・・・(^^???

撮影データ OLYMPUS E-1 + ZUIKO AUTO-W 35mm F2.0
rawデータ撮影後OLYMPUS STUDIOでカメラ測定のホワイトバランスにて現像 2005/06/26


撮影データ OLYMPUS E-1 + OLYMPUS ZUIKO AUTO-W 35mm F2.0
rawデータ撮影後OLYMPUS STUDIOでカメラ測定のホワイトバランスにて現像 2005/06/29

撮影データ OLYMPUS E-1 + ZUIKO AUTO-W 35mm F2.0
rawデータ撮影後OLYMPUS STUDIOでホワイトバランス2300Kで現像 2005/07/14

これもいい・・・OLYMPUS E1 + ZEISSレンズ

35mm F1.4にあこがれて、中古で買っちゃいました。
こりはいいで・・・(^^)v
さすがハイスピード、F1.4…さすがZeiss、うーん、夜のお店はこのレンズに決まりかも・・・(^^)v

撮影データ OLYMPUS E-1 + Carl Zeiss Distagon 35mm F1,4 T*
rawデータ撮影後RawShooter1.02でホワイトバランスを適時選択して現像 2005/08/23

安くて、すごく良かった・・・OLYMPUS E300 + COSINA

レンズの特性の良いところしか使用しないフォーサーズ・・・1万円しないレンズでも高性能になっちゃうのでした・・・(^^;

マニュアルレンズを買ってみたい人・・・このレンズはいいですよ。

撮影データ OLYMPUS E-300 + COSINA 24mm/F2.8 MC MACRO

rawデータ撮影後OLYMPUS STUDIOでホワイトバランス3200Kにて現像

てなわけで・・・

こんな背景から、マニュアル撮影に凝り始めました。
十分に明るい場所では、オートフォーカス、暗いところではマニュアルという使い方になると思います。
早く、暗くても満足に働くオートフォーカスを開発して頂戴・・・(^^)/


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