Sorry, your browser doesn't suppor Java. KRELL

KRELL(クレル)はアメリカで最大(といっても百人弱)のハイエンドオーディオ機器メーカーです。
KRELLは全世界で、最高級オーディオメーカーとして認知されています。日本では、代理店があまりしっかりしていないので、ちょっと実情が違うようですが。



KRELLのホームページについて、sakamotOさんに教えて頂きました(1998/7/8)。その内容は最新の製品情報でして、私の持っている製品では、すでにKPEだけしかありません(^^;。だものですから、このページは、修正の上、残しちゃいます。

KRELLってなに?
オーディオの世界で実質的な技術的なリーダー
世代により音の傾向を変える
製品の特徴
昔の製品カタログ


KRELLってなに?

「クレル」と読みます。
1958年に制作されたMGM映画「禁断の惑星(Forbidden PLANet)」の舞台になった惑星アルタイアに存在していた太古の超古代文明の名前です。
KRELLは科学文明を極限まで進歩させ、無限に近い動力を惑星アルタイアに築き、思念でそれを自由に制御できるシステムを完成させました。そして突然にKRELLは滅びてしまいます。映画はその滅亡した数万年後に人間がKRELL文明を再発見し、まだ稼動していたそのシステムを発見ているところがはじめの舞台です。探検隊が何度か行方不明になったために調査せんが派遣され、生き残っていた父娘を発見し、だんだんとKRELL文明の驚異を知っていきます。そして、なぞの怪物が登場します。その怪物は「イドの怪物」とよばれるもので、人の潜在意識にある恐れ、憎しみをKRELL文明の開発した驚異のシステムが具体化してしまったものなのです。KRELL文明はそうした潜在意識の攻撃性を克服できはおらず、破滅の原因となった怪物だったのです・・・。

こりようなストーリーである「禁断の惑星」に出てくる無限の力の象徴が「KRELL」です。
同社がはじめて世に出した製品「KSA100」といパワーアンプは、当時としては最高の出力を誇る製品で、出力インピーダンス1Ωで800Wの出力を誇っていました(8Ωで100W)。こうした制限の無い出力をKRELLとイメージを重ねあわせて、社名にしたわけです。
KRELLの創業者は、ジョン ダゴスティーノ氏です。彼は妻とKRELLを創業して今日に至りました。
写真は、ダゴスティーノ氏の自宅のオーディオシステムです。この写真は数年前のものです。今では異なるシステムになっていると思います。この写真のシステムは、Apogeeの最大のシステムをKAS4台で鳴らしています。


オーディオの世界で実質的な技術的なリーダー

KRELLの最大の特徴は、最高の技術を惜しみなく投入する製品開発にあります。同社が実現した後、業界で標準的になった技術は少なくありません。一例を挙げれば、すべてのアンプのリモコン化、完全A級ドライブ、1Ωまで保証するパワーアンプ、CDトランスポートとDAコンバータの分離などです。また、デジタル技術でもWADIAがDSPを利用したデジタルフィルタを発表後1年ほどで同様な技術の製品を発表、出荷を開始しています。日本ではSONYが近年になって出荷するまで同様な製品を出荷する事はありませんでした。
また、同社の製品は世界中でリファレンスとして認定されており、製造台数が数千台という機種が少なくありません。これはハイエンドオーディオの世界では絶大な製造台数で、他にはマドリガル(マークレビンソン)、リン(Linn)くらいしか匹敵する製造台数を誇るメーカーはありません。


世代により音の傾向を変える

オーディオ製品は、「○○の音」と呼ばれる、音の特徴を説明する言葉があります。この○○とはメーカー名が入る事が多いようです。このような言い回しは、多くの場合で音の特徴を説明しています。しかし、こうした言葉はKRELLの製品についてはあまり当てはまりません。KRELLは製品の世代ごとに音の特徴を変更してしまうからです。これは同社のポリシーであり、固定したサウンドではなく、その時代に合ったサウンドを提供する事に徹しています。
これが理由で、同社の製品を好まない人もいます。しかし、サウンドは時代とともに進歩しますので、イメージを固定してしまったために進歩が停滞してしまったかつて存在していた日本の高級オーディオ機器から考えると、遥かに良い考え方であると思います。ちなみに、サウンドの好き嫌いは人によってありますので、同社では要求があれば旧世代製品の製造も行っています。また、気に入って長く使用していても高級オーディオ機器メーカーらしくメンテナンスは完璧です。もっとも「米国では」という条件がつきますが・・・。


Sorry, your browser doesn't suppor Java. 製品の特徴

以下のような特徴が全製品に貫かれています。
電源スイッチがない
アナログの完全Aクラス出力

強力な電源回路
全段バランス回路
フルリモートコントロール
汎用DSPを使用したデジタルフィルタを製品化していた
CDピックアップのグリーン照明


電源スイッチが無い

私が一番始めに驚いたのは、パワーアンプとCDトランスポートを除いて、すべての製品に電源スイッチが無い事です。これはKRELLがはじめた事ではありません。高級なオーディオ機器には良くある事です。でも、日本では規制の関係であまり見かけない様に思います。一節には日本の取締は輸入製品には厳しくないので海外品にはこうした構造があるけれども、国産では許されないよ、なんていうのもあります。
電源スイッチが無いという事、つまりいつも電源が入っているということには、利点があります。一般にアナログ回路の特性が安定するには時間がかかります。特にオーディオのように比較的高い温度で半導体を動作させる場合には、状態が安定するのに数時間から数日を必要とします。こうした変動はオーディオの場合は音の変化として認識されます。
私の感じではKRELLのプリアンプやDAPの音が安定するには、3日から7日が必要なようです。パワーアンプはもうちょっと早く音が安定しますが、やはり数時間は必要です。


アナログの完全Aクラス出力

同社のパワーアンプ、プリアンプ、プリメインアンプ、DAP(Digital Analog Processor)、CDプレーヤのすべてのアナログ出力回路は、強力な出力容量をもつAクラス出力回路になっています。
パワーアンプの出力は、ほとんどの機種で8Ωの定格出力だけではなく1Ωの負荷を保証しています。ですから8Ωで100Wの出力のアンプは1Ω負荷の場合800Wの出力を保証しているわけです。
一般的にこのような大出力のAクラスアンプの消費電力は木和名大きいのですが、KRELLではKSA-Sシリーズからサステインドバイアス回路という、入力信号に応じてバイアス電流を増やす回路が採用されており、信号が小さい場合は消費電流も小さくなっています。
サステインドバイアス回路はデジタル式の制御で、入力信号を超高速の比較回路が監視し、アンプ内部で出力回路に信号が辿り着く前にバイアス電流を増加させます。初期の方式の場合、4段階のバイアス電流が設定されています(KSA-50sは2段階)。一旦バイアス電流が増加されると一定時間その状態を維持し、頻繁にバイアス電流が変化する事を防いでいます。
プリアンプなどではさすがにそこまでの出力は保証しませんが、出力段で数wの出力容量を持つ回路である事が少なくなく、極めて強力な出力回路である事は同様です。


強力な電源回路

強力なAクラス出力段と同様に特徴的なのが、強力な電源容量をもった電源回路です。
パワーアンプの場合、KSA-100sのような標準的なステレオアンプでも1500vaという容量の巨大なトランスを実装しています。
プリアンプやDAPでも50vaとか、他社ではパワーアンプで使用するようなトランスを実装しています。


全段バランス回路

KRELLではsシリーズの直前から、全回路のバランスアンプ化が進められており、いまではほとんどの製品が全段バランス回路になっています。同社のアンプはバランス回路で使用しないのでは製品の半分しか利用しない事になってしまいます。
バランス回路を採用する事で、コモンモードノイズに対してアンプ自体が強くなってます。


フルリモートコントロール

最近の製品はパワーアンプを含めて、全製品がリモートコントロールで使用できます。ハイエンド製品を利用する場合はケーブルもハイエンド製品であるために、コストもアンプ並みにかかる場合が少なくありません。リモートコントロールが利用できると、設置の自由度が増し、最短でケーブルを利用する事もできます。ですから、ハイエンド製品ほどリモートコントロールは欲しい機能の一つになります。
ちなみに私はパワーアンプをスピーカーの裏に設置しており、スピーカーケーブルは25cmです。こうしたパワーアンプには2mのインターコネクトケーブルでプリアンプから接続しています。もしもリモートコントロールで電源を入れたり制御する事ができなければ、使い勝手のために長いケーブルを採用せざる得なかったでしょう。たとえばスピーカーケーブルが4mであると、ケーブルだけで何十万円も必要になります・・・。


汎用DSPを利用したデジタルフィルタを製品化していた

汎用DSP(digital Sound Processor)はもともと軍用に開発されたものです。潜水艦の音響分析システムを構築するために開発されたものであり、出身が民生技術ではありません。
こうした技術を背景に開発したメーカーがアメリカが先である事は、この技術の出身が軍用であったためでしょう。日本でも同様な技術はnecで開発されていましたが、やはり自衛隊関係でした。
いちばんはじめにこうした技術の製品を開発したのはWADIAでしたが、KRELLもKRELL Digitalを設立し、海軍関係技術者を採用して同様な製品を開発しました。
最近までそうした系譜が続いてきました。汎用DSPを利用したソフトウェアベースのデジタルフィルタを標準的に使用していた数少ないメーカの一つでした。
最近では、そうした製品はカタログから除かれているようです(KRELLはカタログに無くても製造を続けている場合があるので、製造していないかはちょっと確認できません)。


cdピックアップのグリーン照明

同社のCDトランスポートのほとんどは、ピックアップ部分が多くのグリーンledにより照明されています。これは密閉型でもそうでなくても同様です。
CDのレーザーピックアップは長波長ですので赤色が近いものです。ですからグリーンの照明は異なる波長で照明している事になります。同社の資料を見る限り、アメリカではこのような処置によりcdピックアップのエラーレートが低減する事が知られているようです。ただ、日本では同様な話題を私は聴いた事がありません。


Sorry, your browser doesn't suppor Java. 製品カタログ

製品カタログといっても、私が持っている製品しか詳しく知りませんので、あしからず・・・(^^;
私は長く愛用しているので、どれもKRELLの最新型ではありません・・・(^^;

これらの製品で手元に残っているのは、MD-10KSA-5だけです。
2002/06/01

KSA-100S ステレオパワーアンプ
KRC-2 ステレオプリアンプ
MD-10 CDトランスポート
STUDIO DAP(Digital Analog Pprocessor)
CD-DSP CDプレーヤ
KSA-5 ヘッドホン専用パワーアンプ



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