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エアコン騒動・・・(^^;

2004/12/03

ありゃ、エアコン壊れた・・・

私はエアコンを入れっ放しで使う習慣があります。
この習慣は、比較的最近のもので、昔からのものではありません。
もともとは、人工的な環境は嫌いで、その昔は夏の冷房どころか、冬の暖房も使用していませんでした。そんな生活を平気でしていたので、その昔は、冬に私のところに友人が遊びに来たときに、寒くてコートを脱がずにいたとかいう逸話があります。
でも、エアコンを入れっぱなしにする習慣が出来た理由が、いくつかあります。

KRELL KRC-2
完全バランス型Aクラスプリアンプ
電源スイッチ、ありません
常時電源ONで使用するのです

ひとつが、オーディオの趣味のためです。
使用していたオーディオ製品は、電源スイッチが無いという、いつも電源を入れて使用する製品でした。そんな機械ですから、夏に室温が40度にでもなったら、火を噴きかねない製品でした。ですから、電気代は、機械本体だけではなく空調までかかるものとして、納得したのでした。
もうひとつが、仕事で海外に行くことが多くなり、ホテル慣れしたことです。いつも、同じ室温で生活することの楽さ加減を体が覚えたのでした。
そんな経緯で、家にいようがいまいがエアコンを入れておくという習慣が生まれたのでした。
その習慣は、機器があまり熱を出さないタイプになった今も続いていました。
いつも居間のエアコンを入れたままで生活していました。
そんなある日、ちょっと出張するので、久々にエアコンを切ってみようかなーと思い、電源を切りました。季節的に、かなり良くなってきたので、ある期間は出張から帰ってもエアコンを入れないでいました。でも、一週間ほどして、電源を入れたところ、居間に設置してある2台のエアコンの1台が、ランプが明滅して運転をしませんでした。そう、壊れちゃったのでした・・・(^^;

放っておいても仕方ないので・・・

エアコンが壊れたままでも、季節的には困らないのですが、冬になると困ります。
で、買うことにしました。
お店はヨドバシカメラです。
店頭で見ていて驚いたのは、今のエアコンには空気清浄機能だけではなく、換気扇機能も用意されていたことです。室内の空気の状態に合わせて、空気の交換をしたり、酸素を選択的に取り込む機能を持っています。
これは、便利になったものだと思いました。
で、私は壊れた居間のエアコンだけではなく、寝室のエアコンも交換することにしたのでした。
選んだ製品は、日立の新型エアコンEシリーズでした。

2004/10/01 取り付け日

居間のエアコンを設置中

「ずいぶんでかいねー」
「はい、今のエアコンはエネルギー効率を上げるために、大きくなっているんですよ」
「なるほどー」
「でも、電気代はだいぶ低くなっていますよ」
「へー、うれしいねー」

動作して、風きり音がとても大きいことに驚きました。ゴーっという音がします。

「うるさいねー、でも慣れるかな・・・」

寝室のエアコンも交換してもらい、夜2:00AMでした。
とてもうるさい音がしていて、目が覚めてしまいました。

ヴィーーーーン

うるさいなーと寝ぼけて思い、「そうだ、今日は新しいエアコンを入れたんだ」と思い出しました。気付いてみると、音はエアコンからです。
で、リモコンでoffにしてみましたが、音は止まりません・・・というか、エアコンは停止しないのです。へんだなーと思い、オプション機能を順番に停止していきました。空気清浄機能、自動クリーニング機能、そして、換気機能・・・これで音は止まりました。換気機能がうるさいのです。

「まいったな・・・」

確認してみると、居間のエアコンは寝室のものよりも大容量なのに、風の音はうるさいですが、換気の時の音は気になりませんでした。こりゃ、どう考えてもおかしいと思いました。
翌日に、ヨドバシカメラの設置業者に電話しました。

「すいません、設置してもらったエアコンで、寝室の機械が異常にうるさいんです」
「そうですか・・・では、後日にお邪魔して調べてみます」

でも、業者さんは忙しくて、調べてもらうのは数日後となりました。

ヨドバシカメラの設置業者の人もうるさいと思った

でも、その間うるさいのは変わりません。
ヨドバシカメラが来てくれる予定時間を過ぎても、まだ来てくれてませんでした。

「うーん、困ったな、製品の問題だから、メーカーにも連絡しちゃおうかな」

日立製作所の電話の対応はしっかりしていました。直接確認するために、技術者を後日に送ってくれるとのことでした。
そんな電話をした後、ヨドバシカメラの設置業者さんも来ました。

「居間と比べると、寝室のエアコンがうるさいんですよねー」
「確かにうるさいですねー、しかし、どうなんだろう」
「メーカーに電話したら、調べに来てくれるそうです」
「そうですか、では、なにかありましたらご連絡ください」
「はい」

日立サービスの人もうるさいと思った

数日後、日立サービスの人が訪れました。

「比べると、うるさいのがわかりますよ」
「あー、これはおかしいですね。パーツを取り寄せるのに1週間ほど時間がかかるので、ちょっとお待ちいただけますか」
「他ではこのトラブルは起きていませんか」
「実は、最新型で出荷が開始になったばかりなので、なにも情報がないんです」
「そうですか・・・」

2004/10/16 第一回修理の日

パーツが届いたとのことで、修理してもらうことにしました。
技術者の人の話では、居間のエアコンと寝室のエアコンは容量は違いますが、吸排気ユニットは同一とのことでした。ですから、交換すれば直るはずとのこと・・・。

寝室のエアコン、吸排気ユニット交換中
問題の吸排気ユニット(マレーシア製)

「ねえ、交換してダメだったら、どうします」

実は、私は設計ミスではないかと疑うようになっていたのです。

「実は、他に1例同様な問題があったことがわかりまして、その場合は交換で直りました」
「そうですか・・・」

交換が完了後、ケースを閉めずにちょっと動かしてみました。

ヴィーーーーン

ケースがない分、もっとうるさかったのでした。
で、ケースを取り付けて試そうとしたら、ランプの点滅が10回単位で始まりました。モーター異常を伝えるサインだそうです。なんのことはない、メイン基盤がイカレタのでした。

「あーあ、動かなくなっちゃったね」
「すいません」
「まあ、いいですよ、今の季節は使わなくても平気だから・・・もう一回チャンスを上げます。でも、動いただけじゃダメなんだよ。さっきの音からして、直るとは思えないけど」
「その場合は、居間と同型のものを設置させていただくのはどうでしょうか」
「だめだよ、あれは20畳用じゃない。この部屋には大きすぎるもん」
「あ、そうですね」
「他のメーカーの製品に日立として買い替えできる?」
「それは、立場的に無理です」
「まあ、そうだろうねー、でもさ買う側からすると、買ってからでないと音の問題はわからないじゃないか、買ってからダメではねー、お店に相談するしかないかなー」
「はあ・・・お店からも報告を求められています」
「普通だと、もう怒っちゃうんだろうね、客としては」
「はあ、そうですね、持って帰れと怒鳴られてもおかしくないと思います」

ヨドバシカメラでは、今回の問題をフォローしてくれていたのでした。私も、お店からフォローしていると連絡も受けていました。この日の修理が失敗だったことは、日立の方から報告してもらいました。

2004/10/26 第二回修理の日

修理予定日には私の都合が合わず、ちょっと日がずれて、この日が修理日となりました。

「これでダメだと困るよねー」
「はい・・・」

修理は大変そうでした。メイン基盤が壊れることは想定されていないみたいで、そのためにエアコンはばらばらになっていきました。

またまた修理です

修理が出来ました。
電源が入ります・・・

ヴィーーーーン
「やっぱ、動いても音は直らないねー」
「・・・」
「お店に連絡しないとねー」
「私から連絡します。あと、上司と相談させてください」
「いいですけど、おんなじ製品ではダメなので、やりようがないでしょ」
「はあ、そうなんですけど」

サービスの人は、帰って行きました。

欠陥の本質

エアコンを見ながら、ちょっと考えて見ました。
吸排気ユニットは向って左側です。で、ははあと思いました。
寝室の設置では、エアコンは部屋の左側に寄っています。この設置状況が、具合の悪い本当の原因みたいです。
つまり、この吸排気ユニットは向って左側に大きなノイズを出しており、前方には出ていないのです。そして、日立が製品を作る際のテストでは、広い部屋などで測定するために、そうした状況が掌握できないのでしょう。
で、居間の空気の音だけがうるさいエアコンのところに行き、左側の音を聴いてみました。

ヴィーーーーン

確かに、聴こえます。
居間は、左側に余裕があるので直接音だけであるため小さく聞こえますが、やはり音を立てています。恐らく音の大きさは変わっていないのでしょう。
私は、このエアコンには設置場所を根本的に選ぶという欠陥があり、寝室への設置は無理であると判断しました。
で、そうした状況にありながら問題を気付けなかった日立の開発技術者たちを、マニュアル人間なのだろうなと思いました。つまり、測定ルールに従って数字が出ればOKにしてしまう、作るものに愛着やプライドがない人達なんだろうなということです。
もう、購入してから1ヶ月、いい加減この問題も決着をつける必要を感じました。

ヨドバシカメラに交換の申し込み

電話でヨドバシカメラのエアコン売り場に相談したところ、機種変更の上の交換に応じてくれるとのこと、早速お店に行きました。

「メーカーが修理しても直せないのは珍しいですね」
「2回修理してもらったのですけど、どうも製品の問題みたいですね」
「ご連絡を戴いてからカタログで確認したのですが、日立の製品は音がうるさいみたいですね。静かなので定評があるのはダイキンか三菱ですので、どちらからかお選びください」

結局、三菱のエアコンを選びました。
購入した製品は、返品扱いになり、再度購入・・・工事費の再請求はなしとなりました。
日立の製品でも、騒音は40db強・・・寝ていて目が覚めるほどうるさいはずはないのですが、そうした話題は面倒なので、胸にしまっていました。
工事も最短で手配してくれました。

2004/10/29 エアコンの交換

これまでのエアコンは撤去して、日立に送り返されることになりました。
新しいエアコンの設置工事は滞りなく進みました。
今度のエアコンは、とても静かで動いているのがわからないほどです。

ついにメーカー/機種変更工事・・・工事の人たちとも顔見知りになりました・・・(^^;

後日に・・・

エアコンを交換してから1週間ほど経ったところで、日立から電話がありました。

「いろいろと検討したところ、今回の問題は直ぐには解決できないという結論になりました」
「左側にノイズが大きく出ているんでしょ、で、設置時に左側に壁があるとそれが大きく部屋中に響くんでしょ」
「はい・・・工場からの報告ではそうでした。よくお解かりですね。」
「左側に壁があると設置できないとマニュアルに書いてないと困りますよね・・・今回は、ヨドドバシカメラで三菱に替えてくれたので、問題は解決してます」
「そうですか・・・今回はご迷惑をおかけしました」
「お疲れ様」

日本の物造りは、とうに廃れている

素直な話ですが、今回は季節柄エアコンがどうしても必要なタイミングでは無かったですし、内心、こんなものだろうという気持ちもあり、終始、それほど怒りを覚えるでもなく、淡々と問題処理を進めました。
機械の交換は、販売店から申し込まれれば、メーカーはどうしようもありません。
日立では、12月に騒音を低減した改良版を発表しました。ゴーという風きり音も半分になり、他の騒音も下がったとか・・・。でも、私の家の居間の機械は、そのままです。欠陥品を売ってほったらかしというのは、家電製品の常ですが、不愉快な気持ちもあります。だいたい、三菱のエアコンの静かさを基準にすると、うるさすぎる機械ですね・・・(^^;・・・こんなうるさいと知っていれば、買いませんでした。
私が、こんなものだろうと思って淡々としていた理由は、日本の物造りの実体が、素人仕事の水準になってきているからです。どの企業も、技術者の育成を怠り、マニュアルで仕事をするのが精一杯という人たちばかりになってきています。日立のエアコンは、室内の快適さを実現するという基本的な目標の中で、風量や効率などの指標に捕われて、騒音などの問題を軽んじてしまい、通り一遍な発想で製品を世に送り出してしまっていたのでしょう。初めからそう思っていたので、別に怒る気にもならなかったのでした。
作るものにこだわる事が、物造りの基本です。
それを忘れていること、それは、物造りの心を失うこと・・・物造りが廃れたことを示しています。
なんでも外部から調達すればいい・・・という管理を進めた結果、日本の企業の多くで、物造りの心は失われています。日本の製造業の本質的な実体で、企業が腐り落ちてしまっています。経営者が利益を追う中で、根本を失ったのです。
だいたい、こんな問題をフィールドで処理していれば、コストはかさみすぎて、効率が悪いこと、はなはだしいでしょう。問題を作り、コストをかけて、ユーザーから呆れられる・・・。
経営者は、なにをしているんでしょうかねー


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