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夢迷の人々を導いた、人として生きてやれと決めた女の子

2004/08/04

01 現代の寓話

7/30〜8/3にかけてのエイベックスで発生した事件は、興味深いものでした。
人として生きてやれと決めていた女の子、浜崎あゆみが、その収束を導いたからです。

8/4 22:33に浜崎あゆみは、ファンクラブのホームページに
これらのシチュエーションが収束したことを報告しました
そして、これからのエイベックスが、正念場を迎えることも理解しています
全く正しい認識です、本当に、賢い子ですね

そして、エイベックスが、将来においてアーティストのための企業となり、しかも成功する日があったとき、これは、現代の寓話として、この日々は記念すべき時として、思い出されることになるでしょう。そして、将来に渡って、語り継がれるでしょう。
この寓話は、現代において、人間そのものの在り方がどのように貫けるものなのか、そして、それはどのような力を持つものなのか・・・それを明らかにするものです。
このコンテンツでは、この寓話の意味を示し、説明することにしたいと思います。

02 経緯

7/30のエイベックス取締役会において、エイベックス100%子会社、アクシグの社長であり、avex常務取締役である千葉氏が、利益相反取引を理由に辞任勧告を賛成6反対1で議決され、辞任。それに続いて、松浦専務は、依田会長に対して解任動議を出し、賛成2反対5で否決されました。両氏は7/30付けで辞任届けを提出し、7/31に受理されました。
この背景は、後に分析しますが、まあ、お粗末な展開です。
07/31
夜には、このニュースは報道されました。
08/01
正式な発表が行われ、エイベックスはプレスリリースで「当社としては、アーティスト及び社員に対し、このような事態に至った経緯をきちんと説明することが責務であると考えており、必ずや理解してくれるであろうと信じています。音楽制作に関しては、これまでも数々のヒット曲を作り出してきた制作スタッフ(A&R)を当社は擁しており、制作力が衰えることのないよう引き続き努力を続けてまいります。」と主張していました。

かるばどすほふには、エイベックスのA&Rがお話にならないと述べているコンテンツがあります。
音楽には、その価値にふさわしい音があるです。

エイベックスでは、30分早く朝礼を実施し、社員に経緯の説明が行われました。

出社を急ぐエイベックス社員達・・・朝が遅い同社とは思えない光景 08/01朝に撮影

この朝は、見ているとタクシーで焦って乗りつける人、厳しい表情の人が多くいました。後の報道によると、500人が参加した朝礼は紛糾、30分の予定は結局1時間に及んだとのことです。利益相反取引とは、簡単に言うと自身に対しての利益誘導をしていたということですが、こうした問題は成長過程の企業ではよく見られるもので、しかも社員には隠されていたりするので、ほとんどの人にとって青天の霹靂、しかも、その重大さは、通常の社員の人には理解しにくいかもしれないので、当然でしょう。
この日、マスコミは沈黙を守りました。エイベックスの広報は優秀ですね。
そして、注目はアーティストや社員の去就となりました。
株式は当然ストップ安となります。
08/02
23:11に浜崎あゆみはファンクラブのホームページに、自分の考えを明確に表明し、続いて報道各社に対して、以下のような内容のファクスを送りました。

マスコミ各社の皆様へ

連日大変お騒がせしております。
今回の件に関して私の意見をお伝えさせて頂きます。
所属レコード会社ならびに所属事務所内でこのような騒動が起きた事を非常に残念に思っております。
まず、私たちアーティストは一人の人間であり、確固たる信念、意志を持ち、一丸となって皆様に最高のエンターテイメントをと活動させて頂いております。
そして、私のプロデューサーである松浦氏についてですが、彼のいないエイベックスはもはやエイベックスではなく、松浦専務の辞任が受理されるのであれば、それは同時にエイベックスの終焉を認めるという事になると考えます。
浜崎あゆみというアーティストは彼とともに成り立っていますので、彼の存続と共に浜崎あゆみの行方も決めさせて頂きたいと思っております。応援してくださるファンの皆様もそうだと思いますが、自分の信じた人と共に、自分の信じた道を歩いて行く人生でありたいと強く願っている次第です。

この行動力に驚かない人はいないでしょう。
後に説明しますが、浜崎あゆみは、すべてを捨ててエイベックスを去ることに躊躇はないと、大胆に宣言したからです。他のアーティストも、千葉氏、松浦氏支持をホームページで表明していましたが、これほど明確に行動したのは、浜崎あゆみだけでした。そして、他のアーティストも浜崎あゆみと同様な態度をとる動きをはじめます。
株主の利益を守るための経営者としては、この時点で辞職してでも、浜崎あゆみの翻意を懇願するのは、利益相反取引を停止させること以上に重要な義務です。私は、即時辞任しないのを何でかなーと、人と話していました。
08/03
もはや、この事態に至り、報道機関は、報道を開始しました。そして、松浦氏新レーベル立ち上げや、他のアーティストの去就も伝え始めました。
そんな中、エイベックスは、突然、ホームページで、以下のように内定を伝えます。

・ 松浦氏、千葉氏の復帰
・ 利益相反取引の解消の目処が立ったこと
・ 噂されているアーティストの移籍の懸念の解消

簡単に説明すると、この数日間は「なかったことにします」と、突然に発表したのでした・・・(^^;
日経新聞がいち早く報道していたところを見ると、かなりエイベックスの経営陣は焦ったようですね・・・(^^;

株主からの抗議が殺到、社内も大混乱、焦らない方が珍しいでしょう

そして、22時に新人事が、東京証券取引所の記者会見の席で公表されました。

・ 依田代表取締役会長/社長の退任(名誉会長に退きました) 
・ 小林代表取締役社長の新任
・ 松浦氏は執行役員として復帰
・ 千葉氏はアクシグ社長として復帰
・ 三木谷社外取締役の辞任

この人事は、8/3付けです。
喧嘩両成敗のルールに従っています。松浦氏は大幅な降格ですし、千葉氏はエイベックスの中での立場を失いましたが、結局のところ松浦氏、千葉氏の実権は変わらないでしょう。
両氏は、次回臨時株主総会で取締役に復帰予定です。一部マスコミは松浦社長になるのではないかと推測記事を出しています。
依田氏は、同時に日本レコード協会会長も辞任。まあ、他の社長には、会いにくいでしょう。名誉会長として残ることは、松浦氏からの依頼であったと本人が述べてます。
なお、社外取締役であった三木谷氏も辞職。

ご本業が忙しいからだそうです。
本音は、付き合いきれないと思ったからかもしれませんね。
一部では、松浦氏独立を支援していたという報道もされていましたし・・・。

まあ、こんな展開ですが、収拾の仕方が、面白いですね。
常識的には、ありえない展開です。
なぜならば、ギクシャクした人間関係が、収束するはずはないからです。
しかし、エイベックスの経営者達は、この道を選びました。
その背景はただ一つ・・・浜崎あゆみの生き方に、圧倒され、目を覚まし、自身の道をもう一度思い出したからだと思います。
08/04
沈黙を守っていたあの天下のNHKですら、このニュースを取り扱いました。
世界でも例を見ない、大手上場会社の急激な変革が行われたのでした。
これは、経営方針の切り替えを示すことにもなるでしょう。

03 夢の中をさ迷う人たち

マスコミの分析は、例によって、社内の暗闘としてこれを報じていくと思います。ワンパターンですね。しかし、この推移を見る限り、暗闘というものではなく、行き当たりばったりの成り行きではないかと思います。
登場人物となった、依田氏、松浦氏、千葉氏は、エイベックス創立以来の仲です。それは、経験するとわかりますが、これはなかなか大したことで、喧嘩したって結局は強いつながりがあるものです。そうした中で、経営の観点、クリエイティブの観点が対立し、激論を交わすことに、別に不思議はなく、お互いに必要な関係であったことは、明らかです。どうせ、仲良く楽しい経営など、ありはしません。
このエイベックスの事件の展開は、これらの人々が、何の準備もなく、目算もなくやってしまったということを如実に示しています。ですから、暗闘というよりも、家族の喧嘩・・・のような気すらしてしまいます。
この人たちと他のアーティスト達に、どのように生きたらいいのかを身をもって示したのは、人として生きてやれと思った女の子、浜崎あゆみだったのでした。

■依田会長と取締役会

まず述べたいのは、もしも7/30のエイベックス取締役会で問題となった利益相反取引が事実であるとしたら、依田会長と取締役会の行動は、全く正しく、義務でもあったということです。ただ、常識的には、利益相反取引の禁止とは経営をするものが初めに学ぶことのひとつでもあります。そして、普通は契約締結時に、利益相反取引を撥ねるものです。ですから「この話題は本当なの?」という疑問が出るのも、当然です。
7/30の議題は、突然出たものなのか、そうでないのかがわかりませんが、利益相反取引は関係している役員がエイベックスに関係ない自身の会社に利益誘導をしているという事を示しますので、そうした話題に強く抵抗した千葉氏の行動にも、わからないものがあります。言いがかりであるという反論であったと思いますが、役員会で松浦氏を除いて全員がそう認定したら、通常は引くことになると思います。
利益相反取引であるとする以上、停止させるために、契約主体の責任者である千葉氏を解任してでも・・・というのも、理にかなっています。
ただ、ここで注意してもらいたいのは、「理にかなう」という言葉の意味です。株式会社の経営者が「理にかなう」とは、第一義には、株主の利益を守るために、理にかなうということです。商法で利益相反取引が禁止されている理由も、それが理由です。
でも、もっと大きな、株主の利益を守るために求められることが、エイベックスにはあります。それは、アーティストの保護と育成です。会社の真の売り上げ主体であり、これを失うことは許されるものではありません。
そして、浜崎あゆみが「彼の存続と共に浜崎あゆみの行方も決めさせて頂きたいと思っております」と明言した瞬間に、依田会長と取締役会は、利益相反取引の比ではない、最大の悪を成したことが決定しました。
小悪を咎め、自らは大悪を成す・・・経営者失格であることは、誰の目からも明らかです。
つまり、理(株主の利益)に照らして、会社にとって最も望ましくないのが誰であるのかが、明らかになったのでした。
でも、アーティストがこのような態度に出れば、必ずそうなることは、いくらなんでも、わからないはずはありません。ですから、常識的には、千葉氏への辞任勧告、松浦氏との対立までに、アーティストに対して、事前説明し根回しをすることぐらい、当たり前のことでした。
それもしていなかったとしたら・・・経営者とは、全くいえません。
誰の目から見ても、依田氏や取締役会は、アーティストを商品として理解していても、人間として理解していなかったことが明らかです。
浜崎あゆみが、「まず、私たちアーティストは一人の人間であり、確固たる信念、意志を持ち、一丸となって皆様に最高のエンターテイメントをと活動させて頂いております。」と述べた言葉は、そうした依田氏や取締役会に対しての、痛切な言葉だったのではないでしょうか。
この言葉に、一番の衝撃を受けるのでなければ、人として、最低であるといえるでしょう。
原盤権を取り上げ、浜崎あゆみのCD販売権の契約更新直後に今回の行動に出ても、人を縛ることは出来ないという現実を理解していなかった、依田氏以下の人々は、人間的に、浜崎あゆみに遠く及んでいなかったのでした。
この人たちは、人の道を外して、経営ごっこに呆けた、夢の世界をさ迷っていたのでした。
浜崎あゆみは、地に足が着いていたと思います。

「そして、私のプロデューサーである松浦氏についてですが、彼のいないエイベックスはもはやエイベックスではなく、松浦専務の辞任が受理されるのであれば、それは同時にエイベックスの終焉を認めるという事になると考えます。」

浜崎あゆみは、自身を含めるアーティストの動向が「エイベックスの終焉」を決めることを、依田氏以下の人々よりも正しく認識しており、同時に、自身は松浦氏を守る姿勢を、疑いようのない言葉で示したのです。
依田氏は最後に(本当に最後だか知らないですけど・・・(^^;)、「若い人達が帰りやすくなるため」にちゃんと潔く辞任したので、経営者としての資質がなかったわけではないことを示しました。これは大切なことです。今後は、名誉会長として、また、筆頭株主…(^^;…として支えるそうです。この世代の人は、いやらしいことをする人も少なくないですが、依田氏がそうでないことを祈ります。
恐らく、これからエイベックスは、企業の常識を逸脱するなど、とんでもない間違いもやるかもしれませんから、その時は助けてあげてくださいね。


依田会長は、経営の論理で、一部アーティストへの依存性排除の経営をしていたと私は見ていました。浜崎あゆみに対する姿勢など、その典型的なものでしょう。ただ、それは株式会社の経営者としては、やむをない姿勢でもありました。しかし、伸びるアーティストを伸ばさなければならないのも、立場でもあります。まあ、合理的に判断できないことを判断するために経営者はいるわけで、そうした相矛盾するテーマは当然のものでもあります。

関係する話題の説明は「封印は、解かれました 1プロダクトカンパニーを許さない投資家」をご覧ください。

でも、外から見ると、経営がおかしいことは、意外と簡単にわかるものです。
次の写真は、08/01朝にエイベックス本社前の看板を撮影したものです。国道246号線をはさんで対向のこの場所は、エイベックスがここに来るまではこんなではなかったと思います。で、広告が並べられるようになっているのですが、浜崎あゆみの久々の新シングルINSPIREが発売されて1週間も経っていないのに、エイベックスの広告はありません。

浜崎あゆみの広告を出せないなら、他のアーティストのものが出せるはずはなく、結局このような清涼飲料水の広告が出ることになります。
この広告の近くには、小林幸子が自分で出し続けている広告があります。ご本人に曰く、自分は頑張っているという矜持です、というその広告は、自然な発想のものです。これはエイベックスのような企業でも同じで、矜持を示す時があります。企業の対向の場所の広告は意味が違い、広告効果ではなく、企業の姿勢を示すことになるからです。
依田氏の「浜崎あゆみはどうせある程度売れるんだから、広告費はなるべく使うな」という声が聞こえるようですね。
合理的といわれる欧米の企業でも、このような広告の取り扱いの違いくらいは理解しており、プライドとして、企業の矜持として、経営が最悪にならない限りは、こうした場所の広告は維持するものです。
エイベックスの経営は、企業経営という観点からすれば、正しかったと思いますが、アーティスト主体の企業として、それは、誤っていたと思います。

■松浦氏と千葉氏

ちょっと考えると、クーデター・・・、なんて話題になりそうな両氏ですが、私にはとてもそうした大それたものには感じられません。
そもそも、事の発端に、なんだろうと思うものがあります。
利益相反取引を指摘されるなら、正すのが当然であり、誤解であれば、根気強く理解を求めるのが当然です。それを理由に退任勧告が取締役会に出されるというのは、あまりにも、おっちょこちょいです。
そもそも、経営のイロハである話題を指摘されるなど、脇が甘すぎます。私の耳にすら、両氏の良くない話題は入っており、そうした日常からして、考え直してもらいたいものです。
だいたい、ちっとも見えてこないのです・・・経営者として、両氏はなにを具体的にしたかったのか・・・
きっと、この答えに、両氏は明確なものを持っていないのではないかと思います。
それがあれば、もっと明確に、迷いなく、自立の道を突き進み、自分の世界を作り出したはずです。どこかの政党ではあるまいに、アーティストの立場だけで依田氏になんでも反対すればいいというものでもないでしょう。
アーティストとつながる立場だけであれば、予算さえ十分にあれば、役員である必要はないという見方すら出来るでしょう。
また、両氏は、本当に独立する意思や準備があったとは、とても感じられません。
エイベックスの株式の換金をしていた気配がないからです。
自分達が袂を別ち、アーティストがそれに従うなら、エイベックスという企業の存続すら危ういことくらい、だれの目からも明らかなはずです。ですから、彼らの唯一の財産である株式は、そうなればただの紙くずとなり、無一文になるわけです。また、こうした展開をなしてしまえば、普通の投資家は怖くて、彼らを支援することはないでしょう。せいぜい、他のレーベルに移動するのが、順当な展開です。
そうした人たちが、トップ・アーティストである浜崎あゆみたちを受け入れられるはずはありません。
話の展開を見ていて、このまま推移するのなら、浜崎あゆみの個人財産を基に活動する気なのかな・・・とまで、疑ってしまいました。
両氏は、袂を別った時点で、なんの具体的なプランも方針も持っていなかったことは、あきらかです。それどころか、自分達の財産である株券が紙切れになることを感じて、恐れおののいていたのではないかとまで、思ってしまいました。その恐怖が本当に具体的になったのは、浜崎あゆみの明確な「意見表明」であったのではないかと、勝手に私は思っています。
松浦氏の男気については、ちょっと足りないという評判を散見しますが、浜崎あゆみはそれに対して、しっかりしろと、強いエールを自身の意見表明として送ったのかもしれませんね。
松浦氏と千葉氏は、人間的にはともかく、経営者としては、よくわからない夢の世界の住人であったと、私は感じています。
心を入れ替えて頑張らないと、どうしようもないことぐらい、自身でわかっていて欲しいものです。

■夢の世界をさ迷っていた経営者と、現実の世界にいた浜崎あゆみ

今回の話題を見ると、エイベックスの経営が、なかなか上滑りしていた、夢の世界をさ迷うようなものであったことが、見えてくると思います。
そして、そうした人たちを尻目に、現実の世界を、人として生きようと決めていた浜崎あゆみがあります。
そして、彼らを夢から覚まし、道を指し示したのが浜崎あゆみの「意見表明」であったのでした。彼女の示した文面を見れば、浜崎あゆみがなにを言わんとしているか、それぞれの立場に応じてどうすべきか、だれでも理解できるでしょう。
依田会長は退き、松浦氏と千葉氏は、復帰・・・率直なところ、痛み別けでしょう。
だいたい、役員解任という信じられないほどの強硬手段で解決しようとした「利益相反取引が、すっと解決の見込みが立ったと発表するということは、じゃあ、何で揉めたんだということになります。まあ、浜崎あゆみの生き様を見習えば、出来ないはずはないのですが・・・(^^;・・・いずれにしても、この発表は、簡単に言えば、

これまでのことは、なかったことにする

と言わんばかりです。この前代未聞の収拾劇は、浜崎あゆみの姿勢により示された、唯一の解決策であったのでした。
エイベックスの経営陣すべては、人として生きることの意味を理解するチャンスを、浜崎あゆみに与えられたのです。

04 浜崎あゆみの生き方

浜崎あゆみの意見表明は、彼女の生き方を如実に示していました。
浜崎あゆみは、以下のような問題があることを理解した上で、自身の道を選択したからです。

原盤権の喪失 原盤権とは、アルバムの原盤の所有権で、これはエイベックスとの取り決めでエイベックスにあります。つまり、これまでの活動の全成果を失うことを意味しています。 契約更新直後であった 浜崎あゆみはエイベックスとの契約更新により、あと2年の契約がありました(依田氏は会見でも明らかにしています)。これを破棄することは、大きな痛手を浜崎あゆみも受けることを意味しています。膨大な違約金を支払う必要があるからです。ちなみに、依田氏は会見の際に、まさか本当に破棄するはずはないのではないか・・・と思いながらも、心配をかけたかも・・・と、浜崎あゆみを思いやる言葉を話しています。まあ、依田氏には信じられないかもしれませんが、それが依田氏の限界であり、今回の問題の大本なのです。私は、浜崎あゆみは、破棄する覚悟を決めていたと考えています。 松浦氏だって、問題はある あんまり深入りは止めましょう。すでに述べたとおりです。
だって、頼りなさ過ぎますよ・・・。

一言で言うと、浜崎あゆみはすべてを失い、問題も抱え込んじゃう・・・ということですね。
でも、今の浜崎あゆみにとって、経済的な話題はなにも意味しないとも思っていました。彼女の在り方は、そうした問題などは超えているからです。
率直なところ、私は、浜崎あゆみが決めた選択が、一番正しいと確信していました。しかし、理由はたいしたことはないのですが、浜崎あゆみはエイベックスに残り、もっと会社を利用する立場になってもいいともいいかと思っていました。その理由は、上に述べた3番目だけです。これから、大きく飛躍するときに、ちょっと頼りないし、ダーティかも・・・と思っていた点があるからです。
しかし、これは男性の、しかも企業的な発想でした、
浜崎あゆみは、女性であり、人として生きようと決めていた女の子でした。
8/3の早朝に、ファンクラブのサイトで彼女の書き込みを見て、「浜崎あゆみらしいな」と思い、感心してしまいました。彼女は、自身を見い出してくれた松浦氏を「守る」道を選んだのでした。
この日、私はなんかうれしくて、1日中、Free&Easyを口ずさんでいたのでした。

ずっと守ってよくよ
その胸に抱えたものを
決してなくしてしまわぬように

浜崎あゆみ Free&Easyより

Free & Easy
avex AVCD30364 \1,050
オリジナル発売日 2002年4月24日

現代において、人は、区分された役割の中で、人の道を見失います。
エイベックスの役員会の動きは、如実にそれを示していました。
浜崎あゆみは、その問題点に対して、答えを示したのでした
エイベックスの経営で、最も足りなかったものが、浜崎あゆみの示した生き方です。
それを自覚して、ちゃんとした企業経営に、人としての生き方が加わって未来に進む事が出来れば、エイベックスは21世紀における、世界でも稀有な企業になれれるでしょう。
それは、21世紀の企業に求められる、次の時代における大切な資質であるからです。 ただ、そこに至るまでの道は、とても困難です。
これまでの合理的な経営は、正しかったからです、
それを包含した上で、人としての行き方を実現しなければなりません。
これまでの道を否定してしまえば、今のエイベックスの規模は維持できないでしょうし、有為な人材は失われ、組織は瓦解してしまうでしょう。
みんな、頑張ってね・・・
あゆだけは、なにがあっても応援します・・・
エイベックスについては、頑張ってくださいね、浜崎あゆみを支える限りは・・・
だって、私は浜崎あゆみのファンであり、エイベックスのファンではないのですから・・・  
 

Appendix 01 没原稿ご紹介・・・(^^;

今回の話題は、進展が早かったので、途中で没になった原稿アイデアがありました。
勿体ないので、ちょっと、ご紹介しますね。


スターウォーズのヨーダのモデルは
依田会長という話を聞いたので・・・

ヨーダよ、
恐れは視野を狭くし、
頑なさは道を誤らせる
フォースじゃ
フォースを使うのじゃ


なにしろ、Free&Easyを口ずさんでいたので、そのジャケットの絵から、スターウォーズのreturn of the Jedi/ジュダイ(共和騎士とか訳していような)の帰還、にかけたら面白いナーと思ったのでした。
でも、深夜に辞任したから、没になりました。
いいアイデアだったんだけどナー

Appendix 02 利益相反取引ってなんだ・・・

これについて、で私が解説しましたので、ここに転記いたします。


No.2993 かるばどすの経済用語講座

松浦専務関係でも、アクセスが多いみたいなので、ちょっと用語説明をしたいと思います。

松浦専務が辞表を出したのは、アクシヴの千葉社長の常務/アクシヴ社長解任に絡んでです。
取締役会の内容がavexのサイトで公開されていますが、千葉氏解任後に、依田氏解任動議が出されています。これに賛成は2票…つまり、松浦氏と千葉氏です。推定ですが、この動議の際に、動議が通らないなら私は辞職すると松浦氏は宣言していたと思います。ですから、抗議の辞職ではなく、恐喝して失敗した辞職であるということである可能性があります。
ところで、肝心の、千葉アクシヴ社長解任の理由となっている「利益相反取引」とはなんでしょうか?
これは、経済用語で、同一の役員が複数の会社で役員をやっているときに、不利益な取引を一方に対して行うことをいいます。この場合の不利益とは、avexまたはアクシヴに対してですが、注意すべき点として、アクシヴはavexの100%子会社です。この場合、すべてavexで連結決算されますので、両社間のだいたいの取引は、利益相反取引に分類できるものではありません。結局、決算すると、不利益にはならないからです。
利益相反取引の解消のために千葉氏がアクシヴを解任されているわけですから、常識的には、この解任の目的は、利益相反取引を停止するため、つまり、アクシヴが、千葉氏が役員以上である、avex系でない企業と行っている、不当な取引を停止するためであると考えるのが順当です。つまり、千葉氏は、アクシヴから自分に関係した企業に、不当なお金を落としていた・・・と、avex役員会は判断したということです。
このような不当なことは、業績が右上がりであると行われやすく、そのため、「利益相反取引」という専門用語が作られています。avexは3期連続の減収ですので、そうした取引は問題ですから、粛清される可能性は高いわけですね。
で、この順当な粛清に対して反対したのが松浦専務ということになります。
ところで、なぜ今なのか・・・ですが、株主総会を乗り切った直後というタイミングには、意味があると推察できます。つまり、今回の株主総会は乗り越えられたが、来期以降は無理なほど、この利益相反取引・・・自分の会社に対する利益誘導は激しく、来期はもはや乗り越えられそうもない・・・という判断があった可能性があります。つまり、もう、ヤバイということです。
利益相反取引は、株主代表訴訟、または、商法違反での提訴を受けると、役員はほぼ対抗できない、不正なものです。恐らく、今回の決算でその処理が大変難しかったという背景でもあったのでしょう。ですから、これ以上はもう無理・・・訴えられたらヤバイ・・・という判断から、利益相反取引の存在を自ら示し、粛清を、一番安定している総会直後に行った・・・と見ることが出来ます。
avex自身が、利益相反取引の存在を明らかにしたのは、もう、自分達の後ろに手が回るぞと慄いた他の取締役達が、最後の手段として出したものかもしれません。
なお、取締役の解任となると株主総会事案ですから、両氏解任/退任と次の人任命のための臨時株主総会が召集されることになると思います。恐らく、その際に、今回の利益相反取引の内容が明らかにされると思います。株式会社は、説明責任を負いますので・・・
勘ですが、この利益相反取引は、avexが行っているコンサートに関係したものである可能性が高いのではないでしょうか。
で、経済用語解説を終えます
コンテンツにはしないつもりです。(なんて言って、してしまいました)
PS
今後ですが、松浦氏、千葉氏が利益相反取引について、事実と反するという確信があるのであれば、臨時株主総会で逆襲することが可能です。恐らく、両氏の株式の合計があれば、議案提出権がありますので、依田氏解任動議を起案できます。avexは個人株主が大部分の企業ですので、役員の株式数が十分でない場合は、安定株確保が困難です。
ですから、両氏がマスコミに対して「不当である」と強く主張し報道されると、松浦氏のほうが依田氏よりも個人受けがいいと思うので、個人株主の多くは両氏側についてしまう可能性があります。そうなれば、当然、議案が通る可能性もあり、株主総会で逆襲が可能でしょう。
しかし、利益相反取引は、商法違反ですので、これが事実であれば、当然そんなことは出来ません。自身の問題を表に出すだけだからです。社会常識では、そうした暗闘は完了しているはずで、一般的には、それだけドロドロにはなりません。
言い換えると、両氏が反撃に転じないならば、それは、事実である可能性が高いですね。両氏は、弁護士と相談して、この結論を出すでしょう。
なお、今回の問題は、かなり企業倫理にかかる話題ですので、本来は穏便に処理したはずの話題です。それがこうして表面化した背景は…押して知るべき・・・ですね。



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